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自分のためにが誰かのために。わたしがnoteを書き続ける理由。

noteを始めてもうすぐ2年が経ちます。気まぐれで書いているので、記事数は少ないですが、アウトプットを意識し始めて早2年となりました!

2年間続けて、わたしは「noteは書いたほうがいい」と思っています。もちろん、noteではなく、ブログでもいいです。とにかく、自分の思いを文章で言語化することを実施するべきだと思います。それは、自分のためになり、さらには誰かのためになるかもしれないからです。

今回は、先日わたしが遭遇した「noteを書いていて本当によかった」と思えた出来事とともに、なぜnoteを書くべきかをまとめてみました。

noteは自分のチカラになり、noteで自分を知ってもらうことができる

もともとnoteを始めたきっかけは、大学生のときに参加したキャリアについて話を聞く社会人座談会でした。そこで、「ブログを書くことは【考える・整理する・表現する】の一連の流れを踏むので圧倒的に力がつきます。さらに、ネタを集めるために読書をしたり情報収集に敏感になり、うまくいけば仕事をもらえたりといいことが多いので書きなさい。」と助言いただきました。なるほど!と思い、その日のうちにアカウントを作成したのを覚えています(笑)

その後、就職した会社でも、リモートワークにおいて文章力は重要という龍などから個人でアウトプットすることが推奨されている環境だったため、できる限りnoteを書いていこうと思いました。

まだまだ文章を書くのは苦手ですが、noteを書いている効果として自分の思考を整理して文章にするチカラは養われているなと思います。加えて、自分の思いや人格が人に伝わりやすくなったなと実感しています。

例えば、学生時代にしていた学生団体の活動で、社会人にインタビューしたりイベントを共催したりするときです。気になった社会人にTwitterのDMで依頼をしていたのですが、なぜ自分がこの活動をしているのかを記載したnoteを送ることで、思いに共感しすぐに承諾していただけたことが何度もありました。

また、新卒で配属された際に書いたnoteでは、チームやグループ会社のみなさんに、わたしの意気込みを伝えることができました。また、この記事はこの1年、迷ったときの決断を支えるわたし自身の軸となっておりました。

このように、自分の思考を言語化することで、わたしという人を知ってもらうことができたのです。また、noteなどのブログがキャリア形成に影響を及ぼすようになると言われたことがあるのですが、この話にも直結しているなと実感していました。人となりがわかるので、転職に有利になったり、声をかけられるチャンスが増えると思っています。

なので、わたしはこれからもnoteを書き続けようと思っていました。その理由は、全て「自分のため」でした。誰かのために有益な情報を書き記すことももちろんいつかはやってみたいですが、まずはそれができるように自分のライティング力を鍛えようと思っていたのです。

ですが、先日があることが起きて、自分の中でnoteを書く理由が追加されました。

思いを伝えるチャンスはいつも突然現れる

きっかけは、自分の今までの人生から、これから成し遂げたいことを書いた記事です。

この記事は、当時「なんのために働いているのだろう?」と迷った時期があり、その際に、自分がどうありたいか、どんなことを成し遂げたいか、そのために何が今の仕事と繋がっているのかという思考を整理するために書き記した記事でした。

(要約)
経済的に裕福とはいえない家庭で育ったわたしは、大学受験の際に低価格でプロの予備校講師から授業を聞ける「スタディサプリ」というサービスを利用することで家庭の負担にならずに大学進学できた経験より、自分と同じようにがんばる人を救えるようなサービスを作り出したいと思った。

いつもは記事を書いたらTwitterで発信することが多いですが、自分の思考整理のために書いたものですし、何より、過去の自分の家庭環境に同情されたいわけではないので、今回は大体的に発信はしてきませんでした。なので、ビュー数もスキ数も、どの記事よりもずっと少なかったです。でも、読まれる記事を目指していない記事だったので、全く問題ではありませんでした。

記事を書いてから5ヶ月ほどたったある日、本記事に出てくるスタディサプリで日本史を教わっていた先生とたまたまTwitter上で会話する機会がありました。

こんな機会は貴重だ!と思ったわたしは、ずっとご本人に伝えることができなかった、大学受験時の感謝の思いを伝えたいと思い、全ての思いを込めた例の記事をお送りさせていただきました。すると、ご本人に引用リツイートで紹介いただくことができました!

自分のために書いたものに「ありがとう」と言ってもらえた

この時点で、「ああ、note書いていてよかったなぁ」と思いましたが、その後思いがけないところにまで派生しました。なんと、スタディサプリの運営に携わった方や、エンジニアの方といった、普段関わることのない方々にも読んでいただくことができたのです。その方ともTwitter上でお話し、直接感謝を伝えることができました。

話している中で、その方は、わたしのような生徒を救うために一生懸命がんばってくださっていたことを知りました。そして、記事を読んで、あのとき必死にがんばってよかったと心から思えたという意味のお言葉をいただき、さらに「ありがとう」と言っていただきました

この言葉を聞いて、わたしはとても衝撃を受けました。

今回の記事は前述したとおり、思考整理をするために、わたしのために書いた記事でした。ですが、ずっと自分の思いを信じてがんばっていらっしゃったその方の励みになった、誰かのための記事にもなったのです。こんな記事に「ありがとう」と言ってくれる人がいたのです。

それがわたしはとってもとっても嬉しかったです。こんな貴重な経験をできたのは、2年間noteを続けてきたおかげだなと心の底から思いました。

noteはどこかで誰かのためになるかもしれない

もしかしたら、知らないところでもっともっと誰かの励みになっているかもしれません。例えば、過去のわたしと同じような環境の高校3年生が読んで、予備校にいけなくても志望校に合格できると信じ、受験勉強がんばろうと思ってくれたかもしれません。そう思ってくれる人が増えていれば、これ以上に嬉しいことはないなと思います。

だから、自分のためにでいいから、noteは書くべきだと思います。noteは、自分の思考を整理したり、チカラになるだけではなく、誰かに思いを伝える道具なり、さらには、どんな文章でもいつかどこかで誰かのためになるかもしれないのです。これらが、わたしがnoteを書き続ける理由です。

ちなみに、今回ご紹介した記事ですが、実は2年間noteを続けた中で、一番読まれた記事になりました。短期間で、これほどの方に読んでいただけたこと、大変うれしいです!ありがとうございました!

これからものんびりと、でも継続してnote書いていこうと思います。


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