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『肉を食べないという選択肢』 ぱぁ〜と5

百獣の王と呼ばれているライオン、しかし草食動物の方が力も強くて身体も大きい。今回は動物にみる食生活で考えたいと思います。

ライオンがなぜ百獣の王と呼ばれるようになったのでしょうか?

ネコ科の中で唯一群れを形成するライオン、その構成はオスは1〜2頭にメスが5〜6頭の場合が多く、その群れの姿が王のイメージと重なって「百獣の王」と呼ばれるようになったのが有力な説のようです。群れをなすことでハイエナから身を守り、メスが連携して獲物を捕まえやすくするためであると言われています。王であるべきオスはほとんど狩もせず、そのたて髪は攻撃から首を守るためのものであったり、相手に対して身体を大きく見せるためだったりとどちらかといえば弱いイメージのぐうたら亭主この上もない(笑)。

一方で現実的に強いのは象であったり、ゴリラ、サイ、カバ、バッファローなど。大型草食動物がその大きな身体を維持し、筋肉を構成して力を出すためでも肉は食べてはいない。だから人間の「力を出すために筋肉を形成するために肉を食べる」というのは間違いであるとわかります。

象やサイ、カバ、バッファロー、キリンなどもその力が強い動物達は草食。類人猿の人間に近いゴリラはフルーツと草だけで人間の3倍の体格を維持し、30倍の力を出しています。しかも『肉を食べないという選択』をしながら(笑)

考えてみたら、力だけでなく長距離を走れるのも、長距離を移動できるのも草食動物。瞬発系の捕獲する側のチーターなどは肉食ですが、逃げる方も同様以上に瞬発力がないと逃げきれない。フェイントを入れながら逃げ切れるだけの持久力を備えているのもは草食動物ですなぁ。

伴侶曰く「肉は腸内で腐り血液を汚す」は実際に私自身が肉を食べなくなりおならが臭くなくなったことで実感しました(笑)が、肉食動物はその食した肉の体内腐敗のためにより早く消化吸収せねばならないのは笑い事ではないようです。胃の中には塩酸を多く含んで消化を早くしなければならず、吸収する腸の長さも胴体の3倍しかないそうです。一方人間の腸は胴体の10倍と肉食には向いてはおらず、草食のそれ『長く腸にとどまって消化吸収しやすくする』ことに適しているのだとか。しかも人間の胃は胃酸が多いと不具合が出て来てしまいます。胃潰瘍経験者としての実感でもあります(汗)

歯並びにしても人間は肉食動物よりも草食動物に近く、雑食系動物という形状だそうで、確かに奥歯ですりつぶす系。肉食動物は引きちぎれるように鋭い反面、顎は左右には動かすことが出来ないそうです。左右に動かすのは草食のすりつぶす動き。余談ですがずっとずっと前に鶏唐揚げを食べるのに鋭くはない歯でかぶりつき、その歯が欠けた身です(爆)

ついでの余談、人間の爪は動物の肉を引き裂けるほど鋭利ではなく、その点からも本来は肉食ではないそうです。でも付け爪女子の引き裂けるほど鋭利な女子はやはり肉食系なのでしょうか?!(爆)

そういえばうちの伴侶、「これからはフルーツしか食べない食生活をしたい」とかゴリラの食生活のようなことを申しておりましたが、それはホモサピエンス界ではエンゲル係数がむちゃくちゃ上がりますので、今後は日本を離れ、意を決して2人してジャングル生活をはじめるのか、日本から出られずに都内にいるうちはバナナだけでの食生活をするのかになるのでしょうか!?(大汗)

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