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1059/1096【質問回答】他者に悪いことをする考えが浮かんでしまう。。。

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1059日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。その下の点線以下が本日の話題です

1059日目。ここほんの2週間ほどで、ものすごく大きな変容を体験したらば、食や睡眠のほか、異性や色や服などの好みにまで多大な影響があって驚いている。自分のこれからについてのコミットも変化している。価値観が変化し、生きる感覚も違うのである。あまりこれまで異性として意識する感覚ではなかった人が、素敵に見える…!!さらにはクローゼットの中身にまで違和感が…!!

変化があるということはそれまでの自分ではなくなってしまうことだから、当然といえば当然なのだけれども。でもここまで変化が大きいと、これまでの蓄積をバッサー!と捨てて、さて心機一転生き直すぞというか生き直す羽目になってもうたというか、そんな感じになってしまう。

ああ、見るものすべてが少し前の壇珠さんのものだわ~…わたしの感性で選んだものではないわ~…とまで思ってしまうのだ。これからまた一からやっていかなくちゃならない…とりあえずこの毎日投稿だけは、前の壇珠さんから引き継いで継続しようと思う。まったくもう、面白いやら困るやら。

ある意味で前の自分は死んでしまったので、今日は弔いの気持ちも込めてまた感謝の断捨離をしよう。。。新生の自分用に、新生自用ベッドを用意しなくちゃー!!

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本日は、長文ですがこちらのご質問に回答いたしますよ。

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ご質問をくださるのに、とても勇気が必要だったことでしょうね…わたしはなにもめちゃくちゃな話だと思いませんでした。

とても苦しい思いを打ち明けてくださったのに拍子抜けかもしれませんが、まずあなたが思い悩んでいる「嘘をついて誤魔化そうとか、嫌いな人のものを盗んで隠してやろうかとか、人が失敗するように仕組んでやろうかとたくらむ自分がでてくる」ということについては、そこにフォーカスして深刻にならなくてよいのです。

そこに深刻になればなるほど、そうした思惑も意に反してますます膨らんでしまい、それに気がつくセンサーも敏感になって、ますます自分を責めてしまいます。今のあなたは、そこにフォーカスしてしまっているのですね。

人には多かれ少なかれ、良くない考えが浮かぶことがあります。それは誰にもであることです。とくに、うまくいっていないときなんてそうなるものです。そのことに悩むということは、あなたが真面目で優しいからです。善い人になりたいという思いがなければ、このことに少しも悩んだりしないのですからね。悩んでいるということは、優しき真面目さんなのです。

今はもう悪企みを実践していないのですから、今のあなたのなにを責めることがありましょうか。あなたはこの問題を任務としている人なのです。なかなか難しいミッションですよね。でも重要な任務です。意外でしょう?でも自分のミッションそのものを悪く思う必要はないのです。あなたに必要な任務なのです。

なぜわたしはこういう人なのかしら。なぜこんな問題をもっているのかしら。とクヨクヨしてもまったく意味がないので、原因探しよりもこのミッションを少しずつ進めていきましょう。あなたはすでに、小さな頃の反省をして悪い考えを行動に移さないように変えられましたよね。ということはもうあなたは、この大切なミッションの最難関門を自力で突破してしまったのです。すごいことです。がんばった…!!なので、今からは次の段階に入っていきましょう。

悪い考えが浮かんだときにどうすればいいのかというと、その考えは相手にせず、浮かんできたということも気にせずに、その日のどこかでちょっと誰かを喜ばせたり親切にしてみるのです。己の悪い考えを、華麗に裏切ってみてください。もちろん相手は好きな人でも、同僚でも、家族でも近所の人でも、駅で会う見知らぬ人でも、誰でもOKです。喜ばせたり、笑わせたり、善い点を褒めたり、優しい笑顔を向けたり、飴ちゃんをあげたり、改札を通るのを譲るなど、小さなことで良いので自分なりに親切にしてみてください。

”悪い考えを持つ自分に向き合う”のではないのです。それは相手にしないで、ミニ親切、ミニいいヤツをやってみる。俺としたことが、また親切にしてしまった…と思ってみて。自分を裏切ることを、楽しんでしまうこと。実はこれこそが、この種の問題の鍵なのです。それがミッションなのです。フッ…そしてその効果たるや、絶大なるものがあるのですよ…!!!自分の気が少しずつ入れ替わってくるのです。

多くの人が、心が100%伴わなければ笑顔を見せてはいけないと思っています。心の中は自己嫌悪でいっぱいなのに、人に親切にしたり笑顔を向けたりするのは、嘘をついたり人を欺くのと同じだと考えています。

しかし、これは大きな誤りです。自己嫌悪や劣等感や悪い考えが浮かぶからといって、誰にも親切にしない、笑顔も見せない、心のままに嫌な顔を見せていつまでもふてくされていれば、それが”正直者の善い行い”なのでしょうか。まったく違いますよね。逆に自己嫌悪が増すばかりなのです。

そんなときは、そんなときだからこそ、親切な思いつきの方を実践してみてください。ちょっと人に会釈するだけでも、親切としてカウントしてくださいね。ブスッと睨みつけて通り過ぎる人もいるくらいですから、スッと譲ったり微笑みかけるだけでも親切大成功です。

それよりも、お仕事をしばらく頑張っては弱って、また頑張っては弱って…と繰り返しているということですが、このことのほうがずっとケアの必要なことではないかと思います。わたしも同じような状態だったのですが、当時のわたしより、今のあなたのほうがずっと自分にムチを打って頑張っているように思います。無理を重ねずに、もっと自分をいたわってあげてほしいと思います。

以前のわたしは本当に無気力で、お仕事を一日で辞めてしまったこともあります。社会に混ざっていることがそもそも苦痛で仕方がありませんでした。
ただ動きたくない。誰にも会いたくない。だから治す方法があったとしたって逃げたいだけ。直すために人に会える人を「眩しい世界にいる、元気な人なのだなァ」と思うだけでした。無気力なときは、他人に応対することが最大の苦痛だからです。だから出勤なんて拷問のようでした。あらゆる社会活動が苦しいのです。救いだったのは本や漫画やテレビやゲームでした。

わたしは当時の自分を”無気力”と呼んでいますが、診断を受けたらきっと「うつ病」や「自律神経失調症」だろうし、「社会不適合者」「発達障害」みたいなレッテルも貼れるような状態だと思います。

当時の無気力だった自分は、今よりもはるかにネガティブな思いに囚われていました。草むらに一億円が入ったバッグが落ちていないだろうか、見つけたらそっと持って帰るのに…といつも思っていたし、並んでいる列に横入りをされても舌打ちをしていたし、他人を好意的に見ることができず、批判的でした。そして、人生は難しく、社会は地獄で、自分は弱くて劣っていて半人前にも足りない者だと判断していました。ネガティ部担当の自分の後ろ向きな邪念のささやきがいつも聴こえていました。透明人間だったら大泥棒になれるのに!などと考えていました。それは、わたし自身が傷ついていてひどく元気がなかったからだったと思います。

そしてその後、この無気力がどこかでズバッ!と治ったわけではありません。わたしは「自分のことは、無理に鞭打ってでも変えなくてはならない」「他の人達のように社会でうまく立ち回れるようにならなくてはならない」と考えて自分を変える試みをやめたことで、ゆるやかに無気力から抜けていきました。そんな自分として生きていくしかないのだということを、徐々に受け入れることができたからです。そのために必要なのは、親のもとから離れて、楽しい時間やエキサイティングな時間や休まる時間をたっぷり取ったことでした。それから好きで学んだ心のことが役立ったのもあって、元気が増したのでした。

でも、今でもどこかに就職して勤務し続けられるとは思いません。なので、そちらの方向で頑張ってしまうと、今だってきっと挫折の繰り返しになってしまうと思います。わたしの場合はニート、無職の遊び人、職業を転々とする人、専業主婦などを経てから「気の向いた仕事で起業し自宅でマイペースで仕事をするのには向いていた」のだと気がついたので、その自分に合わせて生きています。自分を社会に合わせようとするのをやめ、自分を自分に合わせて生きてみることにして楽になりました。

無理にお仕事をして限界が来たら休む、というループを見直してみるのもよいのではないかと思いますよ。

あなたの書いた「どうしてみんな普通にできるんだろう。わたしはこんなのに従うのなら、生きていなくてもいい…」という思い。わたしも当時から何度も何度も、これとまったく同じように感じたことがあります。わたしは自分を欠陥品だと思っていました。

でも、そうではないと気がついたのです。みんなが普通だなんてことはなくて、多くの人が、自分だけがおかしいんじゃないか、自分だけが足りないんじゃないか、自分だけが劣っているんじゃないかという思いを抱えてそれぞれに葛藤しながら、人生のミッションに当たっていることに気がついたからです。それから、社会にうまく適合できずとも、自分にも親切にすることができるし、楽しみを伴って取り組めることもあるとわかったからです。

あなたはわれら地球人の一員です。葛藤があるのも地球人らしさです。それから、子どものころに悪かったことは、もういいの。それはその時に必要なバランスだったのだから。今はもう改心して、悪い考えを行動に移さないようになったのだもの。当時のことを後悔して、成長の糧にして変化したのだから、あなたは別のステージにいます。だからもう、子どものころにいたステージはそっとお空にお見送りしましょう。過去のことは成長のために使うもので、今の自分を苦しめるために使わなくていいのです。

これからは、まずは自分をいたわって、自分に優しくしてあげてください。自分の喜びや楽しみや休息を悪く思わないで。面白がること、ドキドキすること、ワクワクすること、身体や心を緩め癒やすことをこれまでよりも優先してみてください。それから、ミニ親切ミッションでちょっとずつ自分を光で包んであげてね。

さすれば、ネガティ部担当の自分が「あれえ?なんか前みたいには悪巧みのささやきが効かないなあ。それどころか、悪い考えをささやいたのに、それをシカトして人に親切にしちゃうなあ」と違和感を持ち始めます。するとそのうち「優しくあるほうがなぜか気分がいいなあ」「優しくできるのは、もともと優しさを持っていたからなんだなあ」と気がついて、気づけばそんな自分に馴染んでしまっていますよ。

地球人ならば、ネガティ部担当の自分はいつでも出動可能になっているものなので、その自分がいるのをおかしいと考えなくていいですからね。それよりも、自分の優しさに目を向けて、そちらの自分に行動させてあげてください。だいじょうぶだぁ~!

さて、今日はここまで。

それではまた、明日ね。


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