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なんで!?なんでブラが痛いの!?

ある日、「ブラが痛いんです~。もう耐えられない!痛くないブラありますか~!?」と初めてのお客様が駆け込んできはりました。

まずは、そのブラをつけていらっしゃる状態で見せていただくと、
アンダーキッツキツ!
肩ひももめっちゃ短くなってる。
カップが胸の上に乗って、バストラインがぎゅっと押さえつけられてる…

「まあ~、そら痛いわ。よう、この状態でガマンしはったね。」

早速サイズを測り、正しいサイズで試着していただくと、
「ええ!?嘘みたい!
全然いたないわ~。
着けてへんみたい!!
しかもいつもより胸大きい!」

そうなんです。これが、合ったブラをつけたときの感覚、なんです。
どこも体が悪いわけではないのに、毎日どこかしらが痛い、それがしかも胸やなんて。
そういうブラは、何を基準に創られているんやろか?
女性のことをほんまに考えて創られているんやろか?
いまだにこんな声を聞くなんて忍びない。
なんとかしたい。

1にまず機能的、快適、
そのうえで、2にかわいい、きれいがこないとあかん。

昔のブラは、機能だけだった。なんの変哲もない、きれいなレースもない、ただの一枚の生地。それでも、当時としては画期的でおしゃれだった。

そうや、マスクだってそうやな。
最初はただの白いガーゼ。
不織布が出て、使い捨てが出て、今となっては、まるでおしゃれアイテムのよう。
色やデザイン
はもちろん、チャームのついたもの、けったいなデザインのもんまである。だんだんと時代が豊かになるにつれて、ブラの機能もデザインも多様になってきました。

そのうちになぜか、本来の、一番ベーシックな目的の部分が隅に押しやられ、デザインや商業的な戦略重視になってへんやろか?
女性下着創りには、女性性が不可欠!
とはいえ、デザインの面で、男性目線もいることは確か。
女性目線は機能と着け心地重視、もちろんデザインも重視!
男性目線はやはりデザイン重視?そして、男性の願望、それもあり。
それらが融合されたブラなら、快適であるはずよな?
せやのに、なんで痛いねん??
わたしには、わからんわ。

先日「ブラを毎日つけるのは拷問」やなんていう記事を見かけました。
なんと嘆かわしい(泣)

なんでなんで!?
なんでこんなことになってんの!?

ちょっとでも痛い思い、苦しい思いをしている方、どうぞうちのお店にきてくださいね。

本日もお読みくださりおおきにありがとうございます。