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その日にあった心地よい服装を作るように、その日のご自身にとって心地よいヨガの練習を作ってあげる

今週の初めは、私たちが住んでいる山梨県上野原市は低気圧で蒸し暑い気候だったので、例年のこの時期とはちょっと違くて、その影響もあるのか、身体が締め付けられるような、少し身体が重いような感覚がありました。

このように天気などもそうですが、そのほかにも天体、心身のバイオリズム、日常生活、仕事、人間関係、社会など様々な環境からの影響が重なって、私たちの心身の感覚はその時々で違っていると思います。

いつも行っているヨガのポーズを、いつも行っている強度でしても、心地が悪く感じることがあるかもしれません。

でもそれは自然なことなので、そこで苦しいとか辛いとかと痛いと感じたときに、我慢してる感じにならないように、ポーズの強度を変えてあげてください。

自然環境を見てるとわかりやすいと思いますが、季節は移り変わっていき、植物の形態や色も変化したり、動物の営みも変化したり、一定なものはなく変化を続けています。

また皆さんも、環境の変化に合わせて、例えば服装や空間や行動を変えることによって、心地よい状態を作っていくということを普段から自然とされていると思います。

例えば、とても寒い日にTシャツでずっと過ごしていたら、寒い状態が続いてしまうと思います。

勿論それが心地よければその状態でも大丈夫なのですが、心地が悪いのにもしそこで何もしなかったらその状態が続いてしまいます。でも寒いということに気付いて、その原因を知り、上着を着てあげるという行動をとれば暖かくなり、心地良い状態が作れます。

それと同じようにヨガの練習も変えてあげるということです。
自分自体が変化を続けているのでそれに合わせて変えてあげる。
気候によって着るものを変えるように。
変えることを悪いと感じなくて大丈夫です。

普段ヨガの練習をされているときにもしかしたら、
「〜のポーズはこうでなくてはいけない。」
と思ってしまったことがあるかもしれません。

それは何か本の写真や動画、または普段ヨガクラスに出ていて先生や一緒に練習している方々を見てそう思ったのかもしれません。

でもそれを見て、自分が同じようにできなかったとしても、自分は変だと感じなくて大丈夫です。

それはそのポーズをやっている方のその時の身体の状態、筋力や柔軟性に合わせた身体のポジションで、ひとつのバリエーションに過ぎないので、必ずしもそれが全員に当てはまるとは限らないので、それだけが正しいものだと思わなくて大丈夫です。勿論そのバリエーションも素晴らしいですが、他のバリエーションも素晴らしいということです。

同じポーズをやったとしても、全員が同じということはなく、人それぞれ微細でも違いがあり、ヨガの練習をされる人数ほどのバリエーション、いやそれ以上のバリエーションがあるといっても過言でないと思います。前述したように同じ人でも毎日状態が違うので同じポーズでも様々なバリエーションを作れるからです。

その日にあった心地よい服装を作るように、その日の自分にとって心地よい練習を作ってあげる。そしてそれは日によって変化していくし、人それぞれ違くて大丈夫です。

変えることは自然なことなので、自分の感覚を信じて、自分を壊さないように、自分が心地いいというのを大事にしてあげてください。

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