マガジンのカバー画像

Yoga Note

28
運営しているクリエイター

#瞑想

音声のみの無料オンラインヨガクラスを作りました

視覚情報のない音声のみのオンラインヨガクラスを作りたいなと思っていたので、それを試行錯誤しながら作ろうかと思い、『瞑想と呼吸法のクラス』と『サステナブルヨガのクラス』を試しに作ってみました🙂 ⚫︎サステナブルヨガ®︎に関しては、普段練習されている方にとっては内容を経験していてシークエンスがある程度わかっていると思うので、家で自己練習するときで活用して頂けるように。 ⚫︎僕のクラスに参加されたことない方にとっては、声の雰囲気や内容を感じてもらったりできるように。 ⚫︎クラ

エゴについてジョシィ・ヴァリチェリーが教えてくれたシンプルなこと

ヨガのクラスを普段行っていると、「エゴとは何なのか?」ということについてご質問を受けることが多く、実際に僕もそれについて悩んだことがありました。それをシンプルな体験で教えてくれた先生との個人的なエピソードがあるので、それを共有したいと思います。 -- 2009年にヨガジャヤでティーチャートレーニングを終えた僕は、翌年からヨガジャヤで講師として教え始めることになった。 その時の僕は、 「こんな僕がヨガを教えていいんだろうか?」 と思っていた。 そんな時に、インドのケラ

「絵を描くこと」=「描いた絵を他者に触れる場所に共有すること」=「自分で自分の命を絶たないようにするための行為」=「愛」=「自我を旅出たせてあげる過程」=「ヨガ」

僕は多分、2019年くらいから沢山絵を描き始めました。それは死なないために。お金を稼ぐためということではなくて、僕は「死にたい」と感じることがよくあったから、自分で自分の命を絶たないようにするための行為の一つとして始めました。 絵を描くことを始めたきっかけは2011年くらいから活動を追ってきている坂口恭平さんでした。彼は自殺者を0にするために、自分の携帯電話番号を公開し「いのっちの電話」という、死にたくなった人がいつでもかけられる電話をお金をとらず10年以上ずっと自発的に続

感情はいいもの?わるいもの?

ジュジュも、あと1ヶ月ちょっとで16歳かぁ〜。 出会ってから8年、最初は逃げられるし、震えられるし、人見知りでめっちゃ警戒されまくってたけど、今じゃだいぶ仲良し。 と、勝手に思ってる。 今、生き物のなかで、一番一緒に過ごしている時間が長いのがジュジュ。散歩もほぼ毎日一緒に行って、寝る時も一緒。 人生の中で動物と暮らしたこと自体が初めてだったけど、こんなに仲良くなれるもんなんだね。 ほんとに家族だもんなぁ。 16歳になったら、人間でいうと、大体80歳くらいみたい。

ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について④

(前回までの投稿をお読みでない場合はそちらをお読み頂くと理解が深まります。) ↓ ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について① ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について② ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について③ ●ナーディー・ショーダナを行う理由①サマーディ(三昧)を成功させるため ナーディー・シ

ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について③

(前回までの投稿をお読みでない場合はそちらをお読み頂くと理解が深まります。) ↓ ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について① ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について② ●3つの身体(トリ・シャーラ)とは? ●ナーディーが存在する場所についての異なる見解現代においては、ナーディーが存在する場所については、前回お伝えした5つの鞘(パンチャ・コーシャ)の他にも複

ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について②

(前回の投稿をお読みでない場合はそちらをお読み頂くと理解が深まります。) ↓ ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について① ●古代のヨーギーの身体感とナーディーが存在する場所の捉え方 今日、ヨーガを学ぶ人達の多くは解剖学や生理学を通して肉体に関する知識を得るが、古代インドにはこのような解剖学や生理学はなかった。 古代のヨーギーは、 スシュムナー、イダー、ピンガラー、などのナーディーは5つの鞘(パンチャ・コーシャ)の

ナーディー・ショーダナ・プラーナーヤーマ(nadi shodhana pranayama)について①

●ナーディー・ショーダナの語源と意味サンスクリット語のナーディ(nadi)とショーダナ(shodhana)という2つの言葉が組み合わさってできている。 ・ナーディ(nadi) 【言語】サンスクリット語 【意味】プラーナの通る「道、管、脈管」のこと。「気道」と訳されることもある。 ・ショーダナ(shodhana) 【言語】サンスクリット語 【意味】浄化する。 ↓ したがって、直訳すると、「気道を浄化する」という意味になる。 ナーディー・ショーダナは『アヌローマ・ヴィロ

『プラーナーヤーマと瞑想』

●プラーナーヤーマ(pranayama)という言葉の語源と意味プラーナーヤーマ(pranayama)は、サンスクリット語のプラーナ(prana)とアーヤーマ(ayama)という二つの言葉からできている。 【プラーナ(prana)の言葉の意味】 生命エネルギー。 プラーナは素のエネルギーであり、すべての知識の源、すべての活動の原動力。宇宙全体とその引力はプラーナに従って作用しており、又、プラーナは宇宙の基礎を構成していて、熱、光、重力、磁気、活力、力、活力、電気、生命と精神

『ヨガのポーズを「環境」として捉える理由①』

サステナブルヨガ®︎は、「ポーズ=環境」として、「ポーズの変化=環境の変化」として捉え、変化する環境と自分との持続可能な関係性の築き方を、練習を通して育んでいきます。 ではこの練習を続けることで、どういったことを身に付けることが可能になるのでしょうか?いくつかある要素の中の一つをお話しさせて頂きます。 例えば、トリコアーサナ(三角のポーズ)をある一つの環境として、アドムカシュヴァナーサナ(下向きの犬のポーズ)をまた異なった環境の一つとして、といった形で捉えます。 その一