一流の方々は真剣に頼られるのを待っている

こんにちは^_^
香月美智子です。
外資系金融企業でのエグゼクティブ・セクレタリーの日々をお伝えしております。


外資系の会社に長く秘書を勤めてきて、良いこと、辛いこと、沢山ありました。

自分らしくいられると感じられる環境だと思いながらも、仕事ではスピードを求められ、一人に課せられる仕事量の多さに辛い思いをしました。

仕事は出来て当たり前、仕事への評価も、アシスタントでさえ、昨年と同じことをしていたのでは評価はされず、毎年更なるスキルアップが求められてきました。

体調を崩したり、自分らしい生活を他に見出して、多くの仲間がこの業界から離れていきました。

私も別の道を模索することもありました。

しかし、エグゼクティブ達から学ぶことは尽きず、お給料をいただきながら彼らから学ぶことがある間は辞めたくない、と感じて今に至ります。

私自身が育ってきた環境では知り合えないような方々との関わりを、アシスタントとして目の当たりにできることとても貴重だと感じています。

また、アメリカ大使館やイギリス大使館主催のクリスマスパーティーにアシスタントである私も出席させていただく機会にも恵まれました。

そんな場では本などで勉強することの出来ない経験をさせていただきました。

上司がお会いする一流企業の社長や役員の皆様のこれまでの歩みなども上司の為に調べたりして、それぞれの皆様の生き方に触れたりする機会にも恵まれます。

上司が住むセキュリティーのしっかりした都心のマンションにも一流の方々が住んでいるので、上司のプライベートで関わる方々にもご連絡する機会があります。

こちらはプライベートなので、とてもフレンドリーに関わらせていただくことが出来、私自身も一緒にお付き合いさせていただくこともありました。

一流の方々は人から何かされることに慣れているはずですが、人への感謝を決して忘れません。

アシスタントに対しても、一切、蔑むことなく、対等にお話してくださったり、時にはキャリアの相談までしてくださったりします。

一流の方々は、人を大切にし、自分の成功を惜しげなく人のために役立てようとしてくださいます。

消極的な私はそんな方々に近づくなんておこがまししい、と感じて、沢山のチャンスを逃してきました。

自分が消極的な理由は、自分に自信が持てないから = 努力をしていないから。

自分が精一杯努力をしていた頃、一流の方との出会いの機会に、ここぞと飛びつく自信が持てるようになりました。

そして、一流の方々は、必死にアドバイスを求める私に親切に応えてくださいました。

一流の方々には広いキャパシティがあり、それまで培ってきた経験や知識を人に伝えたいと感じています。

一流の方々は、真剣に人生を生きている人から相談されることを待っていたりします。


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