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クラフトビール「忽布古丹(ホップコタン)」専用保冷バッグ製作日記2

前回からスタートしたホップコタン保冷バッグ製作日記。
おかげさまで大きな反響をいただいています。
今回はその2回目です。

実はタイトルにもなっている「保冷バッグ」ですが、最初は保冷バッグではなかったのです。

ミチヒトでは今年に入ってから、お酒を運ぶバッグに縁がありまして「酒屋にお酒を買いに行く」というコンセプトのバッグの製作に取り組んでいました。

クラウドファンディングを行う三本さんから最初にお話を受けたときも、日本古来のイメージのシンプルな帆布酒袋を作っていました。
ビールを入れるバッグということで、三本さんからは「保冷剤を入れるポケットがあれば」という相談も。
(こちらが日本酒酒袋の初期サンプルです)

瓶と並べて

この時点では手掛けていた酒袋をベースにして、ビール瓶サイズ用に2パターンくらいサンプルを作る予定でした。



ミチヒトが何かを作る時、とにかく長い時間、その何かを実際に使う時の脳内シュミレーションをします。
・酒屋に行く時、そのバッグはどうするか?(手に持つのか、別なバッグに入れていくのか)
・酒屋でビールは冷えているのか。冷えたビールをバッグに入れたら布は濡れるのか。
・酒屋ではプチプチにくるんでくれるのか(くれるとしたら、そのサイズも考慮してデザイン)
・プチプチ無しの状態で瓶が当たらないようにする仕切りの適切なサイズは(できるだけ軽くするために1cmでも無駄に大きくしたくない)
・ビール瓶、意外にも日常使いに使いやすいか(まずは細身の弁当箱のサイズを調べました)
・仕切りを1:2のサイズにしたときに、ペットボトルとおにぎりは入るのか。

・等々、その他10項目くらい考えました。

考えてる最中は脳内をグルグルするだけなく、工房内もグルグルします。
それでも考えがまとまらないときは緑道付近もグルグルします。

そうこうしているうちに「考えていてもよくわからん。とりあえず作る!」となるのがいつものパターン。

しかし今回は「保冷バッグ」にしたら
・瓶が濡れていてもオーケー
・保冷剤ポケットも無くてもよいかも(ここは三本さんに相談)
・クッションにもなる
など、内布を保冷シートにしたらいいんじゃない?となりました。

そしてもう一度、保冷バッグの場合のシュミレーションを。。。(以下、省略)

そして三本さんに連絡。
「保冷バッグでいきましょう!」とお答えをいただきまして、バッグの構想がどんどん固まっていきました。

こうなってくると次はサンプル作りに入ります。
次回に続く!

ここでちょっと製品のご紹介。
日本酒の四合瓶や300ml瓶2本がストンと入る「帆布酒袋バッグ」。
日本古来の酒袋をイメージして日常使いにも使えるバッグにしました。
ポケットが前後についていて酒屋さんのショップカードなどをストンと入れるにもピッタリです。
ご購入はオンラインショップからどうぞ。

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