Kuma

旅人。 いつもどこにも属せない自分を見つめつづけてきたアラフィフ女です。 人生は旅、流…

Kuma

旅人。 いつもどこにも属せない自分を見つめつづけてきたアラフィフ女です。 人生は旅、流れ流れて40代からアメリカと日本半々の生活になりました。 固定観念をゆさぶる文章を書いていきたいな。 よろしくお願いします。

最近の記事

テレパシー

進化した生命体はテレパシーで交信するという。 それが本当かどうかはさておき 進化したあり方が 毎瞬率直であることが自然だとわかっている状態 だという考え方が好きだ。 テレパシーの定義にもよるけど。 頭の中にあるものをぜんぶ共有してしまうこと 私とあなたの境界を開放すること だとして。 ヒトが進化して 愛だけの存在になれば、隠すことは何もなくなるだろうと思うのだ。 お互い傷つける意図がないということが前提になるから。 怒りや悲しみは、自分の価値観、観念の反映

    • ストリッパーズ

      ストリップクラブが好きだ。 一糸まとわぬ自分の体を 表現のツールとしてさらすダンサーたちの覚悟を尊敬している。 どれだけの訓練をつんで 彼らが自分の肉体を鑑賞用に仕上げてきたのか 想像すると畏敬の念がわく。 風水が流行りだしたあたりから 神道が人気になってきた。 パワースポットとして神社を訪れる人が増え 方違えやら恵方参りやら、熱心に縁起をかつぐ人たちが増えている。 なのになぜ、ストリップは衰退の一途をたどっているんだろう? 天岩戸伝説。 岩屋に引きこもった

      • 生きられる時間と苦しみの意味

        生きられる時間は限られている。 年をとるほど、時間が記憶を変性させることがわかってくる。 いまいやな気分の中にいて とても辛いと感じていても 10年、20年後、 究極的には死ぬ瞬間に振り返ったときには 痛みのない思い出に変わっているだろう。 大事なことは残る。 いまの苦しみの中で、死に際して残るほど 大事なことがあるとすれば何なのか? すべてはプロセスだ。 エンディングに意味があるのは、それがエンディングだから。 もし死ぬ日が1日でもずれたら 最後だ

        • 言葉の呪縛

          右脳人間 左脳人間 昔は自分の伝えたいことにぴったりくる言葉を探していた。 パズルみたいに。 ボキャブラリーを駆使して、これだ、というピースを探すのが好きだった。 パズルのピースがはまる感じが心地よかった。 40歳をすぎて、英語という外国語を話しはじめたら パズルのピースが見つからない。 毎回、思いつかなかった単語を調べる。 パズルはなかなかうまくいかない。 もどかしい、もどかしい。 あるとき気づく。 キリがない。 40年以上かけて培った日本語のように、英語の

        テレパシー

          Something great と 神について考える

          私は日本のど田舎の旧家に生まれた。 床の間に天照皇大神の掛け軸、その隣にお稲荷さん、別の部屋には仏壇がある。 台所に荒神さん、居間には恵比寿さんに大黒さん、庭の一角には鬼門さん。。。 それぞれの『神さん』を掃除したりお供物をしたりはするけど、仏教や神道を熱心に信じているわけではなく、むしろ宗教にはアレルギーがある。 そんな家に育った。 大多数の日本人がこんな感覚じゃないだろうか? 仏教と神道は『文化』であって、信仰ではない。 ただ私はずっと something g

          Something great と 神について考える