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ひまわり畑と合歓木と鹿子百合と

ちらほらとここのところ咲いているのを見かけるようになった向日葵のお花。ここは、何度かUPしている唐比ハス園のすぐ近くの向日葵畑で、まだ、他ではあまり見なかったので、おぉ、もうこんなにたくさん咲いている!とここでもテンション上がりまくっていました(笑)

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しかも、ぜんぶ、お花がこっち向いていてくれて嬉しい。でも、また雨が降り始めて、あまりゆっくり撮影出来ませんでした。

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この夏、何度か家にいて、日暮の鳴く声を聴いていたのですが、日中、蝉の鳴き声を家の周りで聞いたのは、昨日が初めてでした。朝晩は半袖では寒いぐらいの気温でしたが、日中はムシムシと暑く、海風ということもあってか、潮でベタベタと身体中に纏わりついてくるような不快感。雨が降ったり止んだりで、洗濯物も乾かず、早く、梅雨が明けないかなぁという気持ちになっていきます。

それは、被災地の方にとっては、もっと切実でしょう。あちこちでの甚大な豪雨災害。こんなことは、本当に、今まで経験したことがない酷い状況。瀬戸内寂聴さんが、戦争中より酷い世の中になっていると云われたそうですが、コロナのこともそうですし、本当に酷い世の中になった、と日々日々、感じずにはいられません。


そしてこんなときにGo to travelキャンペーンなんてやっている場合かと。

この辺りでも、昨年の豪雨で何か所かがけ崩れが起き、道路が通れなくなったり、片側通行を余儀なくされていたりしているところがありますが、今だ、その道路の補修が、終わっていないところが点在している中での、今年の豪雨災害です。人的被害こそなかったものの、地方のそういった道路復旧の遅さは、都会の比ではないです。熊本などの地震災害の痕もそうですが、都会では考えられないぐらいの復興の遅さをかんじます。そういった復旧、復興が必要な個所が、今回、全国で一体どれくらいになるんでしょう。酷い状況だなと感じます。観光業に携わる者として、旅行に来て欲しい思いはもちろんありますが、すくなくとも自分は、今、とてもGo to travelにお金をつぎ込む気にはなれないです。(自分がその気になれないだけで、決して、行かれる方を批判しているわけではないので、誤解されませんように。)首相が九州の豪雨災害に4,000億円の予算を投入すると云われたそうですが、Go to travelの予算は1兆6794億円ですからね。コロナ禍で修学旅行は中止になったのに、Go to キャンペーンって??って言っている人もいました。(修学旅行は全部が全部中止になっているところばかりではないようなので、一部のところだけとは思いますが。)政府がやっていることは矛盾ばかり。まぁ今に始まったことではないですけどね。

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今週末、まだ、雨の予報が出ていますが、本当にもうこれ以上の被害が広がりませんように。

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雨がこれから降る地域の方は、どうぞお気をつけて。

さぁ、夏が来るぞ!という頃に咲く、この合歓木の花が大好きなんですが、今年の合歓木の花は、とても悲し気です。

そして、もう少ししたら、この辺り特有の花で佐世保市の花にもなっている鹿子百合が咲き始めます。

白地にピンク色の斑点が可愛らしい百合の花で、日本での自生地は、九州や四国の一部です。この鹿子百合をフランスのシーボルトが持ち帰って、カサブランカが生まれたと云われています。

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アゲハがよく吸蜜に来ています

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鹿子百合の写真は全て、昨年の撮影です。

九十九島パールシーリゾート側から弓張岳へ上っていく途中の崖地の一角に毎年たくさんの数が咲き誇ります。

この間の日曜日に咲き具合を見に行きましたが、まだ一厘も開花していませんでした。蕾はたくさんありましたので、あと1週間から10日もすればだいぶ咲いてきているのではないかなと思われます。


読んで頂いてありがとうございます。ご縁に感謝します。頂いたサポートは、フィルム写真を今後も撮り続けていく活力や、美味しくて身体にも良い食を広めていく活動に使わせて頂きます。