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アルバイト先にうつを打ち明けたけど泣かなかったからえらい話。

タイトルで内容が終わってしまった。今日の日記。


今日は珍しく授業後も塾に残って、解けない問題とにらめっこしていた。

来週いよいよ受験の生徒だから、きれいな模範解答を作ってあげたかったのだ。


うんうんうなっていたら、教室長(校舎でいちばんえらい社員さん)が助けてくれて、無事にきれいな補助線とすっきりまとまった答案が書けた。そのまま少しシフトの話をしていたら、「お先に失礼します」がたくさん聞こえて、気づいたら私と教室長の二人だけが向かい合っていた。

チャンスだ、と思った。

暗くて静かな学習塾。なぜか、授業よりも引き締まる雰囲気。「この際ついでに、ちょっと真面目な話していいですか」と切り出した。
そりゃもう驚かれた。最初に「留年したんですよ」と言ったから。

一回話し出したらスラスラと上手く説明できた。通院していること、朝から昼がしんどいので勤務を遅くしたいこと。さしあたっては小学生の担当を外してほしいこと(小学生の授業は早く、部活などがある中高生は遅い)。


教室長は極めて冷静に「わかった。それは仕方のないことだ。どうにかするから時間ちょうだい」と。もともと私しか担当できないような教科の希望だったから私に回されたのに、こんなことを言って、困らせてしまっていることはじゅうぶんにわかっていた。申し訳なかった。


それでも泣かなかったから私はえらい。

そういうことにしておきたい。


ここまで読んでくださったあなたに、明日もいいことがありますように。



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