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ロゴってどう作る?メンターにお願いしてロゴが完成するまでの19日間の制作フロー

こんにちは(^ ^)WEB デザイン勉強中のミシェル( @cmr4545 ) です!

先日「ロゴ制作もやれ!」と上司に言われ提出したら「ダサい。ダメだわ…これは。」と言われショックを受けていました。やっぱりわたしはダサくて、デザイナーには向いてないのかも…なんて落ち込んでいました。

が!!!だんだん心の中にメラメラしたものが燃え上がってまいりまして…このままじゃ終われない!絶対いつか見返してやろう。という気持ちが湧き上がってきたのです。

そう、わたしは負けず嫌いなのです!

思ったのはいいものの…さて…どうしよう?と考えていた時、ちょうどTwitterで下記のツイートが流れてきました。

Natsumiさんがロゴ制作についてのnote書かれていて、読ませていただきました!MENTAを利用してメンターから教えてもらい1つのロゴが完成するまでの過程が書かれていました。

「す、すごい!これだ!」

と思いました。
そしてNatsumiさんにMENTAを紹介してもらい(以後mentaさんと呼びます)19日間かかってやっと、自分の屋号とロゴが完成しましたー!完成品がこちら!

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たくさんmentaさんのアドバイス等いろいろ受けまして、自分自身もしっくりくるロゴが完成したのです。(デザイナーさんからするとまだまだなのですが…)
でも一つのものを作り上げるって楽しいということを教えてもらいました。
本日は屋号の決定から、わたしのロゴが出来上がるまでの勉強の記録を公開します!

mentaさんzoomミーティング1回目:まずは屋号を考えてみよう

そんなこんなで1回目のmentaさんとのzoom会。
わたしのロゴがダサいと言われたこと、そもそもロゴの作り方がまったくわからないこと、今後どうしていきたいか等いろいろお話させていただきました。
そして、「屋号とかって考えてる?まずは自分のロゴを考えるために、屋号から考えてみよう!」という話になりました。

屋号ってどうやって考える?

nayami_アートボード 1

屋号とは「自分を売るためのもの」です。クライアントのために何ができるのか…自分の強みは何なのか…コンセプトや顧客に対する想いを書き出していきます!ここすごく重要で、結局ここがクライアントさんのロゴ受注におけるヒアリングすべき内容になります!

ということで、まずは下記について考えることにしました。
・顧客に対して何を提供するのか?
・どんな思いか?何を大事にしているのか?

ここでかなり重要だなと思ったmentaさんの言葉は、これを考える際「自分のスキルがめちゃくちゃある状態の自分を想像し、その上で顧客に対して提供できる価値を見出す」ということです。屋号はずっと付き合っていくものなので、今の状態だけではなく将来も見据えて作ることが必要ですよね!

わたしが1番大事にしたいなと思ったのが、「クライアントと一緒に目的を達成したい」「クライアントとユーザーを繋げたい」「人との繋がりを大切にしたい」という部分でした。
そこからどんどん発想を広げていきます。発想ってどうやって広げるの?って思いますよね。広げる方法はズバリ「置き換え」です。自分が大事にしたいことから、物質的や抽象的なものに置き換えたり、形に置き換えてみたり…自分の名前から連想したり、自分の好きなこと(例えば料理だったり、旅行だったり)に置き換えてみたり。どの置き換えが1番表現しやすいかな〜と考えていきます。(わたしはどんどんノートに書き出ししてみました。)

そこから屋号の名前を検討していきます。
屋号名称は下記3つのどれかで成り立っていることが多いです。いろいろ置き換えたものから、さらに下の3つのどれかに置き換えしていき屋号の名称を決めていきます!
・日本語の屋号(情景がその屋号を見ることで浮かんでくる)ex:だんぼ/HIRAMEKI
・外国語の意味から連想される屋号 ex:Ami, Candee..etc
・造語という自分で作った屋号 ex:1+1,⌘+n..etc

結果、わたしの屋号は「leohana(レオハナ)」になりました!

ノートに書き出したことを見ながらわたしも屋号を決定していきます。いろんなキーワードを絞って最終的なわたしのキーワードは下記です。


わたしの愛犬×ハワイ


愛犬のおかげで本来出会わなかったであろうたくさんの人と出会えたのはわたしの中で大きな財産です。(人との繋がりを大切にしたいわたしの想いの部分との置き換え)もう一つのキーワード、ハワイは単純にわたしが好きだからです(笑)気候も過ごしやすく、道を歩いてるだけでもみんなが笑顔でフレンドリー。将来わたしが会社を作るのであればハワイの雰囲気のような会社作りたい、そんな想いからキーワードとして取り上げました。

わたしの愛犬の名前は「LEO」なのですが、実はハワイ語で「メッセージ・声」という意味になります。そして、クライアントと一緒に歩んで成長していきたいという思いから「OHANA」というハワイ語で「家族・仲間」という意味の文字を取ってきました。
この2つを掛け合わせて造語を作り、わたしの屋号は「leohana(レオハナ)」となったのです!わたしの想いがたくさん詰まった屋号が出来上がりました!


余談ですがわたしの愛犬専用のInstagramもやってるので癒されたい方は覗いてみてください(^^)

愛犬のInstagram

いよいよ本題!ロゴを制作してみよう

今回は1番スタンダード(?)なシンボルマーク+タイプロゴのものを制作していきます。ロゴの意義は、「ブランディング」と「社内育成」です。ユーザー視点からのロゴ(ブランディング)、そして将来社員等抱えたときに社内で同じ気持ちを共有するためのロゴ(社内育成)、これらを念頭に入れて意味を持たせて制作していきましょう!

① モチーフを考える

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まずはシンボルマークのモチーフを考えます。わたしはPinterestでキーワードにそったロゴデザインのスクショをペタペタillustratorに上記の画像のように貼り付けていきました。他にも飛行機の画像等も入れていたのですが、結局外したので割愛します。


この時同時進行でいろんな企業さんのロゴのストーリーのページを見て回ったりしてました!(いろんな想いが込められており楽しかったので、一度見てみることおすすめします!「ロゴ ストーリー」とかで検索してみるといろいろ出てきます。)

② モチーフが決まったらラフ案をノートに書く

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モチーフいろいろ出しましたが、犬×プルメリア(ハワイの花)のキーワードをメインで作ってみることにしました。もうノートに思いつくままいろいろ書いていってみました。(絵心なくてすみません泣)

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「L」の文字と小さな「●」で犬の鼻と口に見せてみようと思って描いてみたりしてるとだんだん方向性が見えてきました。

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とこんな感じで、最終的に2パターンに絞れてきました。丁寧にもっと描いたほうがいいような気もしますが…これがわたしの現状のレベルです(汗)

③ Illustratorでラフ案をトレースする

続いてはラフ案を元にトレースをはじめます。写真をillustratorのアートボードに置いて、透明度20パーセントくらいにしてペンツールや図形ツールを使ってトレースしてみました。
そしてわたしが最初に仕上げたロゴがこちら。

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文字組み等まったく分からず…Futuraのフォント並べただけ…(すみません。本当にここらへん、わからなかったんです汗)

ここで1回mentaさんとzoom相談を入れていただくことにしました!

④ menta さんと一緒にブラッシュアップをしていく

わたしのillustratorのツールの使いこなしはまだまだです。なので、一緒にいろんなツールを使いながらブラッシュアップしていきました。
わたしがロゴについて納得がいってなかったのが、花を全面に出すこと。どうも花を出しちゃうと、エステサロンとかのイメージが強くなってしまいそこにわたしは納得がいっていませんでした。
mentaさんと一緒に「あーでもない、こーでもない…」と言いながら…数時間。
そしていろいろ組み合わせていく中で、「え?これすごくいい感じじゃないですか?」…
とまずはシンボルマークができあがりました!

続いてタイプロゴについて。わたしが提出したタイプロゴは、先ほども述べましたが、そもそもどうやってタイプロゴを完成していいかわからず…フォントそのまま並べました(笑)


mentaさん「一体感がまったく無いですね。


たしかに…カーニングとかもほとんどしておらず、そもそもシンボルマークは丸々してるのに、ロゴの文字は角いですよね。全然一体感ない!(笑)
ここでタイプロゴの作り方を教えていただきました。

【タイプロゴの手順】
1.最初はベースのフォントを選ぶ。
2.自分のイメージに合わせて太さや丸みを調整。
3.文字の間の余白(カーニング)を調整させ、より一体感を出す。

そんなこんなで、出来上がった1回目のロゴがこちら!

leohana提案.20201011ai_アートボード 1

いかがでしょう?シンボルマークは「L」と「O」をイメージしたベースに、「L」と「●」で犬の横顔っぽく見せて、さらに丸みのある六角形でプルメリアの真ん中のカラーを表現しました。また六角形には繋がりという意味を持つ形でもあるのです。
タイプロゴも結構丸みを帯びて、しっかりまとまってロゴらしくなってきました!
シンボルマークとタイプロゴのバランスのtipsについてもmentaさんに教えてもらいました↓

ロゴは機能性も重視しなくてはいけないので、ロゴのバランスや形も重要です!上記の横並びと縦並び2つ作っておけば、どこででも応用効いて利用しやすいですよね!

ほかにもmentaさんにロゴ制作について教わったこと下記にメモとして残しておきます!
・ロゴ制作の過程はillustratorのA4サイズで残しておく→後にクライアント様へそのまま提案書として活用できる。
・ロゴ制作のカラーはCMYKで制作。その後RGBに変更していく→そのほうがカラー調整しやすい。
・モノクロバージョンも作る。→モノクロでも通用するロゴでないといけない。
・ロゴ等フォントサイズは5pt以上で制作。→でないと印刷したときに潰れる。

タイプロゴがまだ完全にしっくりこないので再度ブラッシュアップ

さぁ完成!と思ったのですが、どうもタイプロゴがしっくりきていませんでした。なんか現在のロゴは結構強いイメージがしてました。もっと女性っぽくしたい!
そこでタイプロゴを2案ほど提出。

leohana_type_アートボード 1

【mentaさんレビュー】
・1枚目はシンボルマークに対して丸すぎて太い印象ですね。由来等考えるとポップすぎる気がしますね。
・2枚目はシンボルマークに対してすこしシャープすぎて少しフォントが浮いてますね。ロゴとタイプがちぐはぐな感じがします。

そのレビューをもとに更に提出。

leohana提案.20201011_アートボード 3

成長の意味も込めてAを三角にして塗りつぶしてみました。

【mentaさんレビュー】
・うーん。ダサい感じがします。Aを塗り潰しちゃってるので視点が右寄りになっちゃいますね。

でました!ダサい!(笑)むむむ…更に考えます。
そこでわたしはふと思いました。そもそも大文字なのが、強強系な印象になりすぎているのでは?…小文字のほうが親しみがもてる感じになるのでは?と!

小文字バージョンに変更することにしてみました!
そしてできたのがコチラ!

leohana案.小2

うん!やはり小文字のほうがわたしらしさが出ている気がしました!
mentaさんから更なる細かいところをレビューしていただきました。

review_アートボード 1

いつもこんな感じで画像つきでレビューしてもらえるの本当にわかりやすくて助かってます(泣)。ペンツールで文字調整してたのがズレてたり、ちょっと小文字にするとネガティブスペースができて、寂しい感じがするので文字のあしらいもつけてみるといいかもしれないというアドバイスを元にまたまた修正しました。

そして、ついに自分のロゴが完成しました!

こんな感じでついにわたしのロゴが完成しました!いろいろ考えた初めて作ったロゴです。とっても愛着が湧いています!
カラーバージョンとモノクロバージョンも作りました。今後クライアントさんにはこんな感じで提案書として作成する予定です!

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今回は1案のみでしたが、本来は2~3案ほどロゴデザインを提案書に組み込むようです!
最後まで付き合っていただいたmentaさんに感謝です。一つのものを作り上げるって楽しいですね!


これから次のステップとして、こちらのロゴを使って自分の名刺作りを始めることにしました!名刺作り制作過程もまた書けるようでしたら書きますね!


まだまだ未熟なわたしですが、これからいろいろな経験を積んでどんどん成長していこうと思います!
長々と読んでいただきありがとうございました。Twitterでも初学者として学んだことをつぶやいているので良かったらフォローお願いします♪

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