デジタル毎日スタンダード・プランで読めないもの
毎日新聞の電子版「デジタル毎日」のスタンダード・プランを申込んでみた。月額980円。結論からいうと、やめる。
理由は、読みたいと思っていた記事が読めないことが判明したから。
日曜版の別冊「日曜くらぶ」に梨木香歩の連載「炉辺の風おと」がある。それが読みたくて申込んだが、スタンダード・プランで読めないことが分った。プレミアム・プラン(月額3,200円)なら読めるかもしれないが、この記事だけのためには高すぎる。日曜ごとに毎日新聞を買えば一部140円だから。
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もう一つ。書評欄のうち、半頁くらいの長い書評がスタンダード・プランで読めないことが分った。例えば、4月28日付の鴻巣友季子評『バイリンガル・エキサイトメント』が読めない。書評としては粗いと思えなくもないが、貴重な指摘もあり、この長さでないと分らない内容が含まれる。リービ英雄氏の新著だ。
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以前はあった「1日プラン」は今はないようだ。
現行のプランは次の通り(クリックで大きくなります)。
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もう一つ気になったこと。これは毎日新聞にかぎらないが。
「さらなる」の表現が平気で文章中に使われている。現代日本語としてあり得ない誤用であるにもかかわらず、最近はよく目にする。
この語についてはつぎの note で議論されている。
ということは、毎日新聞の校閲部はこの語に関しては盲目であるか、あるいは慣用として認めているか、のどちらかだろう。
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こういう具合で、新聞を読みたいとは4月以来ずっと思っているが、なかなか読みたい記事を載せている新聞が見つからない。
車を所有するより、必要なときだけタクシーを利用する方がよいという議論があるが、あれは新聞にも当てはまりそうだ。定期購読せず、必要なときだけ店頭で買う。明日は早起きして新聞を買おう。
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私は、本当に必要なものは紙冊版と電子版の両方を入手することが多い。紙の方はぱっと一覧するために。電子の方は検索するために。しかし、内容に差があっては困る。
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