現代に生きる G. K. Chesterton
令和元年。五月二日。
竹田恒泰氏の言葉によれば「(宮内庁職員は)天皇をブッキングできるんだ」の思いでいるという。有本香氏が放送中の虎ノ門ニュースで披露した。
本当だとすれば冷酷極まりない。言うまでもないが非礼極まりない。「宮内庁」不要論もむべなるかな。
天皇陛下や皇后陛下の行事予定を官僚が牛耳っている実態をこれほど露骨に語る言葉はない。有本氏が言う通り、まことに酷だ。心身ともにどれほどの負担であることか。
「ブッキング」される天皇陛下や皇后陛下は、もちろんこれを拒否なさらない。拒否できる権利もない。そういう人権は初めからない。だから、酷なことこの上ない。それを宮内庁職員たちは分っているのか。分っていてやっているなら、そんな役所はない方がよい。
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毎日新聞が隠していた牙を剥き始めた。
令和の初日には抑えていたが、早くも二日になり、本性をむき出しにしている。デジタル毎日の五月二日朝の冒頭の3項目を順に並べる。
・どうなる皇位継承?保守派は「女系」反対
・パブでの一杯愛した 新天皇陛下を英紙紹介
・「天皇制賛美に反対」京都で集会
「ピックアップ」の冒頭は
・女性・女系天皇 代替わりの今こそ国民的議論を
である(下、クリックで拡大、右の写真は2020年東京五輪・パラリンピックのアンバサダー(広報大使)に就任した女優の石原さとみさん)。
現在、デジタル毎日を購読中なので、有料記事を含め各項目を読んでみたが、女系天皇論キャンペーンの底意を感じる。その点は日本放送協会でも同じだ。これで「国内基幹放送」といえるのか。
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一日には紙の新聞を三紙買い求めた。産経・朝日・讀賣の三つ。それぞれ110円、150円、150円。
結論からいえば、読めば読むほど、よく分る。
詩学と神学と音楽とを研究する身からすると、自分の関心をじゅうぶんに満たしてくれる記事は多いとは言えない。しかし、それでも、きらりと光る記事、他では得難い情報などは、ある。
いまは連休中だから、紙の新聞をじっくり読む時間があったけれど、ふだんは電子書籍しか読んでいない。細切れの時間でも、また、どこでも、読めるから。
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電子版で同等の内容を提供してくれるメディアを探さなければならない。
そのためにはさまざまな条件がある。第一に操作性。読みやすさを含む。第二に検索の速度。遅い端末と速い端末とがある。
報道記事に関しては、根拠や典拠を明らかにしてあること。できれば署名記事であること。何に基づくか明らかでなければ検証のしようがない。
宅配してくれる紙の新聞では、今まで読んだ中では International Herald Tribune がいちばんよかった。おもしろかった。ただ、タイムリーでないという欠点があった。私の居住地区では配達が半日くらい遅れていた。今はどうだろうか。
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一日は駅前の書店に「Will」6月号を買いに行ったが売切れだった。今日以降、運がよければ手に入るかもしれない。
傘をさす人もささない人もいる、しっとりした1日だった。
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一日に見た動画の中で Dawn Eden Goldstein へのインタビュー番組は出色だった(Eric Metaxas Show)。G. K. Chesterton (下) が現代にも生きていることが分る。
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