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音楽 評 / 旅(ピアノ)

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#音楽

[音源] Amhrán Mháirtín Mhóir (OnaS2022)

mar a chan Micheál Ó Confhaola, mar amhrán mall, a bhain an triú duais de Corn Uí Riada san Oireachtas na Samhna i gCill Airne, Co. Chiarraí, 5 Samhain 2022. オリアダ杯で3位を獲得した Micheál Ó Confhaola が遅い歌として唄った歌(2022年11月5日) 𝗔𝗺𝗵𝗿𝗮́𝗻 𝗠𝗵𝗮́𝗶𝗿𝘁𝗶́𝗻 𝗠𝗵𝗼́𝗶𝗿 ’S nach bliain go ham seo sea a dearnadh an chreach mhór, Ní hamháin ar Ghaillimh ach ar chuile thír, Nuair a sciob an bás uainn an seanfhear álainn, Sé Máirtín Mór a bhí ina T.D.

[音源] Tailliuir An Mhagaidh (OnaS2022)

mar a chan Bríd Ní Mhaoilchiaráin, mar athghairm, a bhain Corn Uí Riada san Oireachtas na Samhna i gCill Airne, Co. Chiarraí, 5 Samhain 2022. Bríd Ní Mhaoilchiaráin がオリアダ杯を獲得したあと、アンコールで唄った歌(2022年11月5日) 𝗧𝗮𝗶𝗹𝗹𝗶𝘂𝗶𝗿 𝗔𝗻 𝗠𝗵𝗮𝗴𝗮𝗶𝗱𝗵 Is thíos ag an tobar sea chuir mise an fáinne amú, Sea dhearc mé an ainnir ba deise is ba bhreáichte snua, Bhí a grua trí lasadh is a leaca mar bhláth na n-úll, ’S má dhearc sí mise níor lig sí mo shláinte liom.

[音源] Baile Uí Lia (Máire Ní Eidhin) (OnaS2022)

mar a chan Bríd Ní Mhaoilchiaráin a bhain Corn Uí Riada san Oireachtas na Samhna i gCill Airne, Co. Chiarraí, 5 Samhain 2022. 2022年11月5日にアイルランドはケリー県キラーニで開催されたオリアダ杯にて、ブリージ・ニウィルヒアラーィンが唄った遅いほうの歌 'Baile Uí Lia' ('Máire Ní Eidhin')。 'Baile Uí Lia' ('Máire Ní Eidhin') Antoine Raiftearaí Ag gabháil 'un an aifrinn dhom le toil na Ardrí, Bhí an lá ag báisteach agus d'athraigh gaoith, Casadh an ainnir dhom ar bhruach Chill Tártain Is thit mé láithreach i ngrá le mnaoi, Labhair mé léi go múinte mánla De réir a cáilíocht sea d'fhreagair sí, Séard a dúirt sí, 'Raiftearaí, bheadh m'intinn sásta Ach gluais go lá liom go Baile Uí Lía.' * 歌詞についての記事 https://note.com/michealh/n/n0e5378e67dbb

音楽の耳と言語の耳

Fum さんから質問票をいただき、コメント欄にすこし書きました。やや舌足らずかもしれないと思いましたので、もう少し丁寧に書きます。 「ピアノに対する耳が良いというのは、英語に対する耳が良いとイコールなのでしょうか?」 「音楽と言葉の思考回路はどういう風に重なっていると思われますか。」 こういうご質問の内容でした。詳しくはぜひ Fum さんの「note×ISAK (勝手にコラボ②)」をお読みください。 そこのコメント欄に書いたのはつぎの内容でした。  こんにちは。名前

コラム|音楽|詩 と勝負

池上彰氏のコラムとの勝負法(「あさイチ」20170106)。 ・新聞のコラムを読む。 ・最初の2、3行で判定。 → 何を書くかわかれば自分の勝ち → 何の話かわからず最後まで読んでナルホドとなれば相手の勝ち 後者の場合は書き手(=コラムニスト)が優れていることを表す。そこで原稿用紙に写してみる。読んだだけではわからない筆の運びの妙が体得できる。自分の文章術も向上する。 *** 話は違うがわたしは音楽についてこれをつねにやっている。最初の数秒でだいたいわかる。もしわか

小坂忠〈機関車〉

忘れものは もうありませんねと 機関車は走るのです 君はいつでも僕の影を 踏みながら 先へ先へと走るのです 目がつぶれ 耳も聞こえなくなって それに手まで縛られても 目がつぶれ 耳も聞こえなくなって それに手まで縛られても 乗り遅れまいと 急ぎすぎた僕は もう止まらないレールの上 藍色をした嘘の煙を はきながら 僕は君を愛しているんだ 目がつぶれ 耳も聞こえなくなって それに手まで縛られても 目がつぶれ 耳も聞こえなくなって それに手まで縛られても (大阪ビルボー

シャン・ノース歌唱への旅立ち〜前史

※ My Musical Journey 器楽篇(ピアノ)に続き、歌篇を開始します。歌篇はほぼシャン・ノース歌唱のことになる予定です。 My Song Journey 0: ブラック・ホーク アイルランドの無伴奏アイルランド語歌唱「シャン・ノース」の研究をライフワークにしようと思い定めたのはいつだったか。今となっては想いだせない。 ■ ブラック・ホーク おそらく故・松平維秋氏の番組でアイルランドの音楽を聴いたときか、彼が回すターンテーブルからの音がきっかけだったろう。

耳とソノリティ

リズム面で言語と音楽との関係を考えたノートを書きましたが、そこでふれなかった音の質のことをかきます。 言語を構成する音のソノリティと周波数の関係について。 ソノリティは音の聞こえ度のことで、高いほど母音性が高い。スケール図があります。(ソース) 一方、これらの音は周波数が違います。閉鎖音のあたりは高い。そこで、これらの音の聞き取りはその高さが聞こえる耳が必要になります。 *** ここからは私見ですが、それらの音を聞き取る耳のために、高周波成分を含む音や音楽に耳を慣ら

Pipes紀行

2016年4月29日(金・昭和の日)大阪城音楽堂で一連の Ireland Festival in Osaka 行事の取りとして「ケルティック音楽&ダンス」および「ケルティックビアガーデン&マーケット」が開催された。お目当ては Pipers Caffe だった。が、その話の前に当日の下準備のことを。まず腹ごしらえ。一路得正へ。 得正といえばカレーうどん。カレーうどんといえば得正である。何の不足があろう。得正のうどんのルーツは讃岐うどんながら、独自の粉の配合により、「讃岐うどん

forever young sexuality

Open Culture の記事を読んで、確かにプリンスって 'forever young' だとみんな感じてたよな、と思った。かれが 2004年の Hall of Fame Inductions (殿堂入りの式)で、並みいるロックのスターたちの演奏につづき、動画でいうと3分半から弾きだすギターは「ぶっ飛ぶ」'mind-blowing' という形容が決して大げさでない。いまはこれを聴きたい気分だ。 RIP Prince (1958-2016) 'While My Guita

あるマガジンとピアニスト

2016年3月上旬に始めた英詩のマガジンとピアニストAとは、どんな関係にあるのでしょうか。 そんな疑問をいだいたアナタのために、駄文を弄します。 まず、世の中に英詩を理解したいという需要があると見立てたのは、そのピアニストです。EUのコンセプトの立役者であるフランスの思想家のフランス語の本に、断りなしに英詩が引用されていたのが直接のきっかけです。そんな引用の仕方を見ると、どう考えてもヨーロッパの知識人にとって英詩は当然の教養となっていると思われたのです。英米ではいうまでも

Eric Clapton said

〔ここにはもともと、引用があったのだけれど、その引用元が消えたので空白になった。エリック・クラプトンの発言として「舞台に上がるときには自分が一番上手いと思え、舞台から下りるときは自分は一番下手だと思え」ということばが引用されていた。このことばは原語では確認されていない。教訓として、今後 Twitter から引用するときは注意します。〕 このクラプトンのことばは音楽を超えて他の分野にも応用がきく。たとえば、文章をかくような場面でも通用する心がまえだ。文章を書くときには自分が一

リオの浜辺

 波の音で目が覚めた。  ざざーっ、ざざーっ、ざざーっ。  遠くから鷗も聴こえる。  みゃうわう、みゃうわう、みゃうわう。  そのうちに弦の鳴る音が聴こえる。  ぽろぽろん、ぽろぽろん、ぽろぽろん。  そこへ妙なる声が重なる。  あーああー、あーああー、あーああー。  これらの音がすべてひどくリズミカルだ。夢幻郷で寝てしまったのか。 〜〜〜〜〜 Badi Assad を聴いた日。 #音楽 #ブラジルには天才が多い #バディアサド #ブラジル

Music for Healing

ブライアン・イーノが実用音楽を提唱したことがあります。空港のための音楽 'Music for Airport' とか。アンビエント・ミュージックと呼んでいました。BGMと一見似ていますが、どこか違っていました。ちょうど、いやしを求めているときに家庭医学百科ではみたされずに、宮沢賢治をよむくらいの違いがありました。 おなじことを、いやしのための音楽 Music for Healing として自分のために考えてみました。いま心身ともに参っているひとがいたら、そのひとにもなにかの