【詩】季節と共に日々思うこと
咲き始めの紫陽花のように
薄く色づいた僕の心は
揺らぎ揺らぎながら
明日にはまた今日より色濃くなり
その存在をゆっくりと確かめる
僕はここにいる
24'6.5
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後悔したくないと思う裏で
今あるものを失うことを恐れている
今からあるものを失うことを恐れている裏で
後悔したくないと拳を握りしめる
どちらが表でどちらが裏か
いや両方とも表なのか
両方とも裏なのか
結局は踏み出せずにいる意気地のなさと
傷をなめ合い立ち止まったまま
僕はどこへ行くのだろう
僕はどこにいるんだろう
24'6.5
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