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ドイツ生活10日目 2023/03/26 電子レンジ

今日は日曜日!先週の記事で書いたように、日曜日は飲食店以外のすべてのお店が閉まるので基本的に出かけることはない。なので今日は一日部屋で仕事をしていた。夜にエビ・豚肉・ガーリックチャーハンを作って食べて、

モリモリのサラダ付き

バナナケーキを焼いた。

余ってたチョコを入れたら美味しかった

これだけで終わったら寂しいので、ドイツに来てもっとも衝撃だったことを書きます。それはズバリ…

電子レンジを使っている人が圧倒的に少ないことなのです!!!

イギリス人がドイツに移住して気づいたことをまとめた本 "HOW TO BE GERMAN"という本を日本で読んでいたので、ドイツ人が電子レンジを好んで使わないということはわかっていた。
けど、実際にドイツに来てみてもやはり!電子レンジを一度も目にしていない。

訳:キッチン原子炉?結構です!
Adam Fletcher HOW TO BE GERMAN PART 2 p.30より
訳:電子レンジを持つな
Adam Fletcher HOW TO BE GERMAN PART 2 p.26より

決して値段が高いから手に入らないとかキッチンに場所がないとかそういうことではなく、ドイツ人自体が電子レンジを嫌っているらしい。実際にドイツ人に聞いた時も

(以下 ド:ドイツ人)

私:なんで電子レンジ持ってないの?使わないの?
ド:わからない。使ったことがないし、なんか怖い。
私:なんで?何が怖いの?
ド:あの箱の中で何が起こっているのか理解できなくて怖い。
私:冷たくなった食べ物を温めて食べたいときはどうするの?
ド:鍋かフライパンに入れて火をかけるか、オーブンで焼く。
私:オーブンはいいの?同じ箱だよ?
ド:オーブンは実際に手を入れたら熱いから、火があるのがわかる。けど、電子レンジは、、中に手を入れることすらできない。あの中で何が起こっているのか理解できないんだ。それが怖い。
私:電子レンジはドイツに売ってないの?
ド:売ってるよ。けど、誰も買おうとしない。欲しいと思ったことがないんだ。

というような具合だ。
とにかく電気の力で食べ物をホカホカにする、という仕組みが理解できないらしく(私も理解はできていないが)、それが嫌で使いたくないらしい。しかもそれは数人ではなく、何人に聞いてもそうだし、本にも書かれているくらいだから本当なのだと思う。
AmazonでMikrowelle (電子レンジ)を調べてみたら、口コミは結構あったので実際に買って使っている人は間違いなくいる。が、肌感覚だとかなり少数派なようだ。

買ってる人はいるっぽい

日本人として電子レンジがない時に一番困るのは、お米を食べきれなくて後から食べる時に温める方法がなかったことだ。チャーハンを作った時に炊きすぎて使いきれなかったご飯をお皿に盛って置いていたのだが、

私:このご飯どうする?後で温めて食べたいけど、、電子レンジがないよね。こういう時はどうするの?
ド:冷えたまま食べるか、またフライパンで温めるしかないね。油で炒めたら美味しいよ。
私:結局またチャーハンになっちゃうじゃん!

という感じで、ドイツでは一度冷えたご飯はそのまま食べるか改めてチャーハンになるかのどちらかの運命を辿る。この経験から、日本人が電子レンジの必要性をもっとも強く感じる時は、冷えたご飯を温めて食べたい時なのだ!とわかった。

日本では「レンチンレシピ」というようにレンジで簡単にできるレシピがたくさんあって、レンジによって救われている人がたくさんいる。シリコンスチーマーも一世を風靡した。
けどドイツでは、、みんなどうしているのだろう。まだドイツの一般家庭をのぞく機会がないので、どんなふうに日々ご飯を作っていて、余ったものはどうやって食べているのかなどを調査したい。

ドイツで電子レンジを目撃したら写真を撮って報告します!

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