大谷選手のユニフォームでEU代表議会RPG
9月20日金曜日 晴れ
今朝は6時ごろには目が覚めていたが、ベッドでメジャーリーガー大谷選手の偉業（三打席連続の51号ホームランと二盗塁を含め、前人未到の51−51達成。6打席6安打、10打点でドジャースに12年連続のプレーオフ進出をもたらす原動力に！）の記事を探して読み耽っていたらもう8時になっていた。
そこから散歩に行く。久しぶりにフェリー埠頭の突端まで行き、その後旧市街外苑をまわって帰ってくる。途中、フリーダム広場横のジャズクラブ、Philly Joe’sのプログラムをチェックする。明日のエストニアのジャズとか、結構良いかもしれない。
お昼ご飯を食べながら午後の授業の予習。で、キャンパスに行き、教育学の授業を受ける。今日のテーマはSelf Regulated Learning（SRL、自己調整学習）とその関連概念（共同調整学習、社会的共有学習など）だ。与えられて予習で読んできた論文の内容を議論する。その後、再来週の企業訪問の段取りを確認する。
今日はこの後、昨日、デジタルラーニングゲーム学科のロバートに誘われたイベントの模擬EU代表議会のRPGがあるので、授業の最後15分をスキップする。ウチの学科の講師のサロメには事前に早退の了解を取っていた。急いで校舎を出て、トラムに乗って、ダウンタウンのEuropa Experienceという事務所に行く。ここはEU代表議会RPGのための専用施設で、部屋のレイアウトからiPhoneを使った通信端末まで、全てこのRPG のために設計・構築されている。主にタリン大学デジタルラーニングゲーム学科の大学院留学生を中心に、18人くらいの参加者がそれぞれ異なる国の代表になって、環境関連と人権関連の2つの議案を審議した。途中個別に専門家やEU市民代表らとの面談をはさみ、さらにサプライズイベントもあったが、なんとか両方の議案を通すくことができた。このイベントからは、EUが相当の準備と費用をかけて、政治的教育活動を進めていることが感じられた。ちなみにこのイベントへの参加は無料で、14歳以上ならば事前に申請することで誰でもEU代表議会メンバーの仕事を体験できる。（申請は下記ウェブサイトから。
https://visiting.europarl.europa.eu/en/education-learning/role-play-game）
RPGを終えた後はロバートの音頭で旧市街のMad Murphy'sに行って、学生皆んなで打ち上げをする。僕はいつもの白ビールを飲んで、中国人のゴンやドイツ人のサラ、ジェラルディーンなどと話す。エストニアの景気が悪くなってきているなとは思っていたが、そうかドイツも不景気になりかけているのか。
2杯目のビールを空けたところで、打ち上げを辞去することにした。その時に聞いたベトナム料理のPho Barに独りで立ち寄ってみたが、ちょうどキッチンが閉まったところだった、残念。ここはまた来ることにして、トラムで大学寮に帰る。今日はカドリオル公園でライティングのイベントはあるらしく、トラムは満員で乗れない人が出るほどだった。僕はとにかく大学の前の電停で降りて寮に帰り、簡単な夕食を自分で用意して食べて、今日は寝る。
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