見出し画像

オトナのタイムトライアルを楽しむ

いよいよ開催まで2週間を切ったオトナのタイムトライアル(OTT)。前回大会の時にも記事を書きました。そこで紹介したスポーツの楽しみ方は4つ。

①するスポーツ
②見るスポーツ
③支えるスポーツ
④調べるスポーツ

そもそも私は圧倒的に①するスポーツが好きな人間です。24歳までは投擲選手として、引退後も部活で空手にバレーボールと生徒と一緒に身体を動かしてきました。空手は一昨年大会にも出場しました。スポーツを通して味わったできるようになった喜びや人との関わり方、努力の大切さ等を伝えたくて、体育教師の立場で③支えるスポーツとして関わっています。
ちなみに②見るスポーツは元々苦手です。純粋にスポーツを観戦して楽しむというのがあまり興味がなく、陸上のように経験したことあるスポーツだったり、生徒の試合など知っている人物が出ていると見ることができます。例外は格闘技ぐらいでしたが、空手を始めてから、選手の技術や狙いを考えながらみるようになり、より楽しめるようになりました。
また、④調べるスポーツについてはSNSを活用することが多いです。大会結果を調べるのにはTwitterが一番早く、選手自身からの発信やネットニュースもチェックできて非常に便利です。さらにClubhouseで話をしてくれるアスリートも多いので、今まで見えなかたったアスリートの一面も知れるようになったのではないでしょうか。

さて、話をOTTに戻しますが、私が一番最初に関わったのは大学の後輩が出場するというので応援に駆けつけた時。それが2回。改装前の砧と等々力で開催した時でした。トップアスリートや学生ランナーのペースメーカー、トラック内で応援できる熱さ、ノリノリのBGMとMC、とても楽しそうな雰囲気で、中長距離のレースとは無縁な私でしたが、いつか自分も出てみようかなと思いました。
そして、2017年4月にOTTデビュー。ほぼ練習なしで5000mに出場し、開始200mで失速…残り12周が地獄でした。親交のあったペーサー津田修也と大迫隼也にケツを叩いてもらいながら走りきりました。競歩の勝木隼人選手や小林快選手をはじめ、そのレース全ペーサーが声をかけてくれたり、引っ張ってくれたのもめちゃくちゃ嬉しかったですし、OTT名物になっていると思いますが、トラック全体に人が出場選手を名前で応援してくれたんです。胸につけるゼッケンには選手が申告した名前が書かれているので、知り合いとか関係なく、その名前を呼んで応援してくれるんです。それが最高に頑張れる雰囲気を作ってくれます。


その時は給水ボランティアをやりましたが、そこが選手との距離が一番近い所。給水係の声援で強烈で、真似をして大声で応援していると走り終わった選手がわざわざ感謝を伝えに来てくれて、それがまた嬉しかった。
私はこの1回で完全にOTTという沼にハマってしまいました。スポーツの目的・目標は人それぞれだけれども、楽しむというスポーツの原点はここに詰まっていると思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?