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陸上選手の表記ゆれ6選

どうも、ゆーすけです。
世界陸上オレゴンが終わってしまいました。
通常世界陸上は2年おきですが、東京五輪が1年延期になった関係で次回は来年です。
したがって2025年の世界陸上東京まで毎年世界大会があるわけですが、世界大会ならではの問題があります。
それは選手名の表記ゆれです。
メディアによって同じ選手を異なる呼び名で呼称することです。
こんな選手知らない!と慌てて調べた有名選手だった、なんてことがしばしばあります。

今回はその例を6つご紹介します。
しかも全員金メダルの獲得経験がある選手です。
なお、選手の顔写真は世界陸連のプロフィールページから引用したものです。

選手名の表記ゆれ例

Sydney MCLAUGHLIN

Sydney MCLAUGHLIN

種目:女子400mハードル
国籍:アメリカ
実績:世界記録保持者
   東京五輪、世界陸上オレゴン金メダル
表記ゆれ:マクラフリン、マクローフリン、マクローリン

Wayde VAN NIEKERK

Wayde VAN NIEKERK

種目:男子400m
国籍:南アフリカ共和国
実績:世界記録保持者
   世界陸上北京、リオ五輪、世界陸上ロンドン金メダル
表記ゆれ:バンニーキルク、ファン・ニーケアク
ヴァンニーケルク、ヴァンニーキルク

なお、一時期織田裕二さんが彼のことを「バンニー」と呼んでいました。
しかし、スペルを見ればわかるようにそれは誤りです。
区切るなら「バン・ニーキルク」が正解です。

Lamont Marcell JACOBS

Lamont Marcell JACOBS

種目:男子100m
国籍:イタリア
実績:ヨーロッパ記録保持者、東京五輪金メダル
表記ゆれ:ヤコブス、ジェイコブス

Karsten WARHOLM

Karsten WARHOLM

種目:男子400mハードル
国籍:ノルウェー
実績:世界記録保持者
   世界陸上ロンドン、世界陸上ドーハ、東京五輪金メダル
表記ゆれ:ワーホルム、ワルホルム

Andre DE GRASSE


Andre DE GRASSE

種目:男子200m
国籍:カナダ
実績:東京五輪金メダル
表記ゆれ:ドグラス、デグラス、デグラッセ

彼は100mでも200mでもメダルの常連となっている選手ですが、個人種目での金メダルが200mだったため200mの選手として紹介しました。
次の選手も同様です。

Dafne SCHIPPERS

Dafne SCHIPPERS

種目:女子200m
国籍:オランダ
実績:世界陸上北京、世界陸上ロンドン金メダル
表記ゆれ:シパーズ、スキッパーズ、シュキッパーズ

彼女は既に競技の第一線を退いていますが、随一の表記ゆれのひどさなので紹介しました。

なぜ表記ゆれが起こるのか

表記ゆれが起こる理由としては簡単に言えば母国語の違いです。
スペルや発音をもとにカタカナに起こすときに表記にバラつき、つまり表記ゆれが発生するそうです。
また、それも英語基準なのか、選手の母国語基準なのかでも表記が変わるとのことです。
(SCHIPPERS選手の場合、英語読みであると「シパーズ」、オランダ語読みだと「スキッパーズ」となるらしい)
マスコミ全体で表記ルールを作って表記をできるだけ統一していただけるとありがたいなあ、と思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
この選手の表記ゆれが困った、みたいなものがあればぜひ情報提供をお願いします。


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