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駅伝優勝とメディア出演

どーも。ゆーすけです。

数日前、こんなツイートが目に入りました。


皆さんはどう思いますか?

確かに今シーズン青山学院大学は勝っていません。
ですが、メディアでは引き続き引っ張りだこです。
なぜなのでしょうか。

答えは、取り上げられだしたときと現在で青山学院大学を使う理由が異なるからです。

まず、なぜ取り上げられたのか。
それは、他のチームより強くて明るいからです。

青山学院大学は「ワクワク大作戦」で2014年、箱根駅伝を初優勝しました。
それで青山学院大学のチームを知り、
ファンになった方が多いのではないでしょうか。
優勝すれば、翌日、テレビジャックのごとく番組に出演することになります。
しかも勝ち方が「山の神」のおまけ付きでした。
まあ影響力は増しますよね~

しかも、選手たちが明るい。
原監督の初の著書にあるように、それまでの長距離選手は暗いイメージが
どうしてもつきまとっていました。
そのイメージを打ち破っていったのです。
メディア関係者からすると、使わない手はないですね。
メディア戦略の勝利、といったところでしょうか。

さて、現在はどうでしょうか。
現在も強豪校ではありますが、突出した存在ではありません。
選手も明るいですが、他の大学にも明るい選手はいます。

では、なぜ現在もメディアは青山学院大学を使い続けるのか。
きつい言い方をすると、その1つはコネ(人脈)です。
なにか依頼をするときに(ここでは出演依頼)
依頼をかけるのは新しいところよりも、見知ったところのほうがいいですよね。単純な話です。
しかもリアクションが計算できますしね。

以上のことから、ある問題が起こります。
それは、青山学院大学より強いのにメディアにあまり取り上げられない、ということがあり得るということです。
これは箱根駅伝優勝前の青山学院大学より深刻です。
青山学院大学には少なくとも「ワクワク大作戦」の2年前には作戦名が存在しました。
しかし、それが大きく報じられることはありませんでした。
それでも、2年後には強くなって一般的な知名度を得ました。

強さと明るさを兼ね備えたのにもかかわらず、なぜ取り上げられないのでしょうか。
どのチームも強いし、どのチームも明るいからです。
その2つは「そのチームにしかないもの」ではないのです。
青山学院には他のチームにはない「人脈」がある。
だからこそ、青山学院大学がメディアに取り上げられているのだと私は思います。



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