【わたしのクルマ遍歴】No car, No life 第1弾 はじめて買ったクルマ編
こんにちは、MicchiDance2010です。
今回は、今まで乗り継いできたクルマを振りかえります。
子供のころからクルマ好きだったため、
乗ってみたいクルマはたくさんありました。
時代的にも、クルマ=ステータスシンボルなんて言われていました。
バブリーーーーーッ!!!(笑)
世はバブル真っ只中でしたが、個人的にはローンを組んで
やっとの思いでクルマを買っていました。。💧
無理をしてでもクルマが欲しかったんだよなぁ。。。
そんな私が、どんなクルマを乗り継いできたのか?
さっそく紹介していきます。
はじめてのクルマ ☆トヨタ カローラレビン☆
免許をとってはじめて買ったクルマが、
このトヨタ カローラレビンです!!
通称 ハチロク‼
イニシャルⅮでお馴染みのやつですよ~
当時はまだイニシャルⅮは流行っていませんでしたが、
第1次ハチロクブームでした。
ホントは、他にほしいクルマがあったのですが、
働きはじめたビンボーリーマンには買えず、
欲しいクルマ ランキング2位の中古のハチロクを買いました。
それでも欲しかったクルマが買えて、
チョーーーーーうれしかったですよ!!!!
じつは自分でハチロクを買う前に、
ハチロクを持ってた先輩から借りて
2、3回乗っていて憧れてたんですよね。
そのハチロクが自分のものになったのですから、たまりません(笑)
納車のその日にガソリンスタンドにいって
「ハイオク満タンでッ!!」
カッコつけて満タンにしてやりました(笑)
ハイオク仕様のクルマでもないのに(笑)
ハチロク カスタマイズ遍歴
念願のクルマを手に入れてからというもの、
すこしづつカスタムをしていきました。
それも楽しみのひとつですよね** ( ´∀` )**
まず手をつけたのが、オーディオ!!
なんと!買ったハチロクにはラジオしかついていなかったんです!!
せめてカセットはついてて欲しかったところですが。。。
カセットって。。。古っ💦💦💦
しょうがなく、しばらくはラジカセをクルマに積んで聞く
というトリッキーなカスタム?をしてしのぎました(笑)
ラジカセって。。。古っ💦💦💦 (笑)
コツコツと給料から少しずつためて、
やっとオーディオを新調してテンションがアゲアゲです!!
これでふだんの街乗りもウキウキで運転できるってもんです。
こうなると、次から次へとカスタムしたい病が発症して
「アレも欲しい、コレも欲しい。。。」と
いつしかローンしてでも買うスタイルが出来上がっちゃたんです。。。💧
ハンドル、アルミホイール&タイヤセット、マフラーetc
をそろえた頃には借金まみれです。。。ははっ。。。(´;ω;`)
それでも、なんとかなる!と思えたのは
バブルの時代のおかげでしょう(笑)
運命を変えた地元でのドライブ
借金しながらも楽しかったカーライフ😊
買って1年が経とうとしたゴールデンウイーク。
自分ではじめて買ったクルマで、
はじめて地元・青森に帰省しました。
もちろん地元の友達に自慢するためですよ!!(笑)
「かっこいいなぁ!!」
「俺も欲しかったんだよ!!」
目論見どおりの反応です!!よしよしっ!
ニヤニヤがとまらないところに友達のひとりが、
「ドライブいかない?このクルマで」と提案。
内心、「そうかそうか、そんなにこのクルマがいいか。。ニヤリ」
そりゃあもうソッコウで、「いこういこう!!レッツラゴーーーー!!!」ですよね!
後日、その友達と2人でドライブにいきました。
ホントにその友達もハチロクが欲しかったらしく、
友「ちょっと運転させてくんね。。」
私「そうか、じゃあ運転してみろよ」と快諾。
憧れのクルマを運転した友達はテンションがあがり、
あれやこれやとベラベラしゃべりだす始末(笑)
よっぽどウレシかったんでしょうね!
運転させてあげてヨカッタなっておもいました(笑)
小1時間ほど走ったころに友達が、
「この近くに走り屋が、夜な夜なあつまるスポットがあるんだけど
ちょっと寄ってかない?」とワクワクワードを投げかけてきました!
モチのロンで、「行こうぜ行こうぜ!!案内してくれよ!!」
とワクワクがとまりませんでした!!
そこはちょっとした山道で、上り2車線・下り1車線の割と広い道路です。
山道をのぼりながら、友達は熱くいろいろと話しはじめました。
「ここのカーブをみんなドリフトしていくんだぜ!」
「ここのカーブは魔のコーナーって呼ばれてるんだぜ!!」
「ここはギャラリーがいるコーナーだなッ!」
「ここの道路はガードレールがねえから、たまにクルマが落っこちんだよ!」
だいぶ興奮してますよね(笑)
そうこうしているうちに、イチバン上に到着。
くるっとクルマをまわして、こんどは下りです。
友「下りはちょっとトバしてもいいか?」
私「おーー!!トバせ!!トバせ!!!」とあおりまくり(笑)
友「じゃあ。。行こうか!」
私「ラジャー('◇')ゞ」
ふたりのテンションがMAXだったことは言うまでもありません。。。
走馬燈が見れるんだ~💧
友達はときどきメーターから、
「キンコン。。。キンコン。。。キンコン。。。」
とノスタルジックなメロディをかなでて、
どんどん加速していきました(笑)
これってコンプラ的に大丈夫かな。。。時効ですよね。。💧
そして山道の中腹あたりにさしかかった時、
ギュワワワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッツ❕❕❕
と、今までに聞いたことのないタイヤのスキール音がして
クルマがすべりだし、ガードレールのない斜面にむかって
まっしぐらじゃないですか????????
生まれてはじめて死を覚悟した瞬間でした。。。マジで。。💧
「そういえば上ってくるとき、たまにクルマが落っこちてるって言ってたな。。。💦💦💦」
「お父さん、お母さん、ごめんなさい🙇」
「死ぬ前には、走馬燈のように今までのことがフラッシュバックするって言ってたけど、どんな想い出がよぎるのかなぁ。。。」
ほんの数秒間だとはおもいますが、いろんな思いが頭のなかを駆け巡りました。だってホントに死ぬとおもったんだもん。。。
そしてクルマは、闇の斜面に吸い込まれるようにおちていきました。
斜面を横転しながら、なんとか木にぶつかってクルマはとまりました。
クルマは助手席側を下にして横向きでとまっていました。
私「顔、痛ってぇけど生きてる。。。生きてるよな。。」
死を覚悟していただけに、心底、
生きててヨカッターーー!!地球に生まれてヨカッターーー!!!
って思いました ( ´∀` )
友達も無事です!ヨカッターーー!!!
ただクルマが横向きで、運転席の友達が自分の上にいる状態だったので、重かったんですね。。
私「重いからおりてくれ。。。」
友「あ、ごめん。。。ホントにごめん。。。」
私「ケガないか?」
友「ああ、ケガはない。。。ごめん、クルマ。。。。。」
私「クルマはいいよ、それよりも生きててヨカッタな笑」
友「おまえのクルマ。。ホントごめん」
たしかに、はじめて自分で買ったクルマで、借金してカスタムもしてきたけど、クルマよりも生きてることがマジでうれしかったんです!!
あきらかに友達は動揺してて、ここはクルマのことには極力ふれないようにしようと、
私「とりあえず、クルマから脱出しようぜ」
私「そろそろ腹もへってきたし」
友「そ、そうだな。。。」
横になったクルマの運転席のドアを、潜水艦のハッチのようにうえに持ち上げて、なんとかクルマからはい出しました。
斜面をあがって道路に出て、斜面にころがる自分のクルマをみて
友「これは廃車だな。。。。。」
私「いや~なんとか治るんじゃねえかなぁ。。」
友「。。。。。」
私「。。。。。」
誰の目にもあきらかな、THE 廃車 です(笑)
転落からの生還
2人で山道をテクテク歩きながら、下の喫茶店にむかいました。
当時は携帯電話もありませんでしたので、喫茶店のピンク電話でレッカーを呼ぶことにしたのです。
ようやくたどりついた喫茶店で、食事をオーダーしてから電話。
レッカーが来るまでには2時間弱かかるとのこと。
じゃあ、ゆっくりディナーだなとおもっていましたが、
友達はショックで一口も手を付けることができず、
かわりに私が2人分食べることになりました。
「よくその状況で食えるな!」
皆さんのお気持ちはよ~くわかりますが、
ホントに死を覚悟したあとは、メッチャ腹が減るんです(笑)
食も満たされ(自分だけ)、ようやくレッカーも到着して
いよいよクルマの引き上げです。
転落現場に到着したころには、もうすでに野次馬の人だかり❕❕❕
「見せ物じゃねえーーーーーー!!!」
と思いつつ、いそいそと引き上げ作業を手伝ったり、
見守ったりして、ようやくクルマの引き上げがおわりました。
「。。。。。。。。。。。。。💦💦💦」
「やっぱり、廃車だ。。。。。💧」
「ま、生きてたし、いっかぁ。。」
今後のことは考えないようにしました(笑)
その日は友達の家に泊まり、遅くまで酒を飲みながら盛り上がりました(笑)
「そんなことしてる場合かッ!」
ごもっともでございます🙇
しかし、そのころには友達もすこし落ち着いてきてたので結果オーライかなっておもってました(笑)
次の日の朝、起きて友達に送ってもらうとき、ふと友達の庭先にある自分のクルマに目がいきました。
「。。。。。。ホントに廃車だな。。」
友達のまえでは平気な顔をして、友達を励ましていましたが、
この姿を見たときは。。。こみ上げてくるものがありましたね。
ということで、【わたしのクルマ遍歴】はじめて買ったクルマ編 でした。
1年も乗れなかった、すこしほろにがい青春の1台でしたが、ホントに生きててヨカッタし、人生観が変わった特別な1台でした。
長々と長文を最後までお読みいただきありがとうございました。