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私と本②

 私が本を買うとき、いつの頃からか大事にしている心構えは「シンパシーを感じるか」。
悩みなんて無いよ、悩みが無いことが悩みだね〜
なんて嘘笑いしていても何かしらいつも悩みはあるもの。
その悩みをかかえながら本を選んでいると、
おっ、と感じる本がある。
それが本との出会い。
この世に何冊あるかもわからないくらい数ある本の中で、「手に取ってみよう」と思っただけで何万分の一の出会い。
そうして買った本には、いつもなぜかその時の悩みを解決するヒントがあるもんで、不思議。
人にオススメされた本ではこの体験ができない。
そしてシンパシーを感じる本の作家の中でも、この作家とはいつも合うな、と思う人がいる。
一方的なことだけど、私にとってはそれが伊坂幸太郎。
逆に、少し読み進めてみてこの作家とは仲良くなれないな、と思う時もある。
実は最近は、そう感じた時点で最後まで読むのは諦めてそっと本を閉じ、さっさと次の本にいくことが多い。

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