アセンション時代の夫婦関係

生まれる前の計画を遂行していく過程において、相手の魂とのまだ未解決なものがある場合、たとえ、いろいろ問題があったとしても、結婚生活というパートナーシップにおいての学びをもって、自分の魂の向上をしていくことを選択し続ける場合があります。

私たちは今後、今まで以上に、自分の周波数に見合ったものしか体験できなくなっていくのですが、一見、周波数が合わない人間関係であっても、それを経験することでさらなる魂の学びができるという場合、喧嘩はよくしていても、なぜか別れないというカップルということになってしまうのです。

たとえば、若い頃に、私にはひとりで生きていく勇気がないから、誰か誠実そうで収入が安定している人をゲットして安心感を得たいというような理由で結婚を決めた場合（もちろん本人はそんな計算をしているつもりは全くありません）、結婚生活を続ける過程で、自分自身が人間として成長していき、自分の周波数が上がっていくにつれて、未熟だった頃に選んだパートナーとの結婚生活での幸せが感じづらくなっていくというパターンもあるようです。

また周波数が上がっていき、俗に言う目醒めた状態になると、本来の魂が望むことを敏感に感じることができるようになるので、魂が決めてきた人生の道筋を歩みたいという気持ちに自然になり、もしパートナーとの魂の方向性が違う場合、2人の間の溝が少しずつ広がっていくという可能性もあります。

そして、別れの辛さや面倒さなどを超えて、なんとか別れることができた場合、魂的に成長しているほうは、その魂の成長レベルに合ったパートナーと出会い、そこからより一層、本当の自分を生きることができるようになることもあります。

しかし、多くの場合において、夫婦喧嘩をする夫婦は、どっちもどっちということが多いので、どちらかがどちらかに同調(上げるにしろ、下げるにしろ)することで、別れには至らず、文句を言いながらも（笑）結婚生活を続けることになります。

夫が嫌い、だけど離婚しない人たちは、結婚生活になんらかのメリットを感じているか、本当は夫が大好き過ぎて、もっと愛してもらいたくて拗ねているだけなのかもしれません。（それはないないという声も聞こえてきそうですが。笑）

いずれにせよ、これからの時代は結婚という形態が今までのような物質的な条件のつりあいというより、精神レベルの一致の方向へ変わっていきますので、現在、シングルの女性は、慌てず、騒がず（笑）、自分の魂のレベルを向上させれるだけ向上させてから、そのレベルに合った男性と自然に出会い、ストレスの少ない、パートナーシップを体験する可能性にかけてみるほうが健康的なような気がします。

また結婚は何回でも好きなだけできますので、失敗を恐れず、今の時点で合う人と一緒になるというのも選択肢として有りだとも思います。

ただし、離婚したいときに自由にできるように、人間的に問題のない人、すなわちあなたの幸せのために離婚してくれるくらいの度量がある人を選ぶのはもちろん、自分自身の経済力は保ち続けていくのが王道ではあります。

また多くの場合、人生において、安定、安全を好む人は、結婚生活への執着心が強くなりがちですが、そのおかげで、多少の魂の方向性の違いには目を瞑ることができ、末永い婚姻生活を全うできるという特典もあります。

安定、安全を好む人は、恐怖心から変化することを嫌うので、魂の方向性云々よりも、現状維持を好むのです。

しかし、現在のパートナーシップにおいての学びが終了している場合は、パートナーが働かなくなったり、仕事を失ったり、借金をつくったり、暴力をふるったり、他に好きな人ができたりして、嫌われ役を演じてくれることで強制終了させてくれる場合があります。

そのようなことがあっても、なぜかまだ一緒にいることを選んでいる人の多くは、その結婚生活の中でまだ学びがあると魂が知っているときか、さきほどの例と同じように、魂の学びは卒業しているのだけど、その結婚生活でおかげでなんらかのメリットを感じている場合ということになります。

いずれにせよ、これから、精神レベルのあまりにも違う人は、どうにもこうにも相容れなくなってきてしまうので、なんらかの形で終わりがやってくることになります。

終わらないのなら、だいたい同じ周波数帯を生きているということだと肝に銘じて、夫が嫌いでたまらない場合は、ぐぐんと波動を上げて夫のいない世界へワープしてしまうくらいに魂の向上を図りましょう。（笑）

でも、自分では自分のほうが高いと思っていても、自分の周波数がさらに高まることで、喧嘩が減り、2人の関係がしっくりくるようになる場合もあるのです。

その場合は、お互い上がってきたのか、実は自分がパートナーの周波数帯においついてきたのかのいずれかなので、パートナーとの関係がうまくいかないときは、相手に変わってもらうより（相手の周波数が上がるのを待つよりも）、まずは自分の周波数を上げていくことに集中していきましょう。