愛のミネラルたっぷり - 牡蠣の効能


海のミルクと呼ばれている『牡蠣』。

牡蠣は鉄分・銅・ビタミンB12などのミネラルやビタミンが豊富に含まれており、フランスの薬局などにも、牡蠣の写真がパッケージに描かれたサプリメントなどが売られており、美と健康、そして若さを保つのに欠かせない食品として注目されています。

牡蠣に含まれている鉄分はヘモグロビンの構成成分となり、同時に含まれている銅が鉄分の吸収を助ける働きをするそうです。

また、ビタミンB12はヘモグロビンの合成を助ける働きをするので、鉄と銅そしてビタミンB12が同時にバランス良く含まれている牡蠣は、毎月の生理などで、貧血になりやすい女性にとって、とてもありがたい食品なのです。

鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収力が高まるので、新鮮な生牡蠣に、レモンを絞って食べる食べ方は、美味しいだけでなく、貧血予防にもなるので、とっても理にかなっているのですね。

また牡蠣には、酵素の成分で、新陳代謝を促す働きのある亜鉛が大量に含まれており、味覚を正常に保つ効能や、遺伝子情報の伝達をスムーズに行う働きがあるとのこと。

そして、亜鉛は精力剤の成分としても利用されることがあり、別名「愛のミネラル」とも呼ばれる栄養素で、生殖機能や性欲を正常に保つ効果もあるのだそうです。

生牡蠣を日常的に食しているフランス人の間では少子化が進んでいないのは、もしかしたら、この亜鉛のおかげかもしれません。

その他、グリコーゲンやタウリン、カルシルムやマグネシウムなど、嬉しい栄養素がいっぱいの牡蠣、食べない理由が見つかりません。


フランスのブルターニュ出身の夫と私は、パリで魚介類を食べるよりも、バカンスや週末のプチ旅行で海沿いの街に行ったときに、新鮮な海の幸を食べることが多いのですが、パリの下町に、夫が独身貴族時代に毎週通っていたという牡蠣専門店があって、この日、やっと連れて行ってくれたのです。

なぜ今まで行けなかったかというと、他にもいろいろ試したいレストランがあって、生牡蠣はブルターニュで食べれるからと、パリでは他のものを食べる機会が多く、いつか、いつかと言いながら今日まで機会が訪れませんでした。


午前中、用があって午前半休を取った夫と、なんと朝の11時から食べ始めました。


メインのちょっと大きめの牡蠣。


ちょっとブレてますが、こちらは平べったいタイプの牡蠣だそうです。


最後のデザートの代わりに小さめの牡蠣をもう一皿。


夫は独身時代、この牡蠣専門店で、アメリなどの映画にも出演していた俳優さんと仲良くなり、毎週末、一緒に飲んだり食べたりした懐かしい思い出があるそうです。



日本は牡蠣フライが美味しい季節ですよね。

私は子供の頃は、牡蠣フライが苦手だったのですが、大人になって大・大・大好きになりました。

でもフランスで、牡蠣フライを食べるチャンスがないので、冬の日本で牡蠣フライを食べる日がとても楽しみです。



この日、生牡蠣を食べたパリの牡蠣専門のレストランです。

🔗 パリで生牡蠣を堪能❤️(ミカリュス・ブルガリスのパリ・ガイドブック)



元記事:愛のミネラル入り❤️ - 生牡蠣ランチデート(ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記)November 16, 2017 20:05:54
テーマ:フランスくいしんぼう日記

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