定年後の夫婦の形とお洒落の重要性

せっかく晴れの日が続いている今日この頃のパリですが、なんとなく遠出をする気になれず、お家でずっとお洗濯ばかりして過ごしています。

ウォーキングもちょっとサボり気味ですが、お家ヨガはやっています。

ヨガのDVDを見ながら、朝１５分目覚めのヨガをしています。

お昼過ぎと夕方と寝る前の１５分ヨガもあるのですが、やったりやらなかったりで、１日２回できたら良しです。

何事もゆる〜く始めないと続かないタイプなので、やらないよりマシくらいの気持ちでやっています。

そういえば、半年ほど前から義父がヨガの教室に通い始めたそうです。

全くヨガをする男性って感じがしない義父なのですが、定年後、濡れ落ち葉気味で夫婦喧嘩が増えたそうで、義母からの命令でヨガを習うことになったそうです。

それ以来、夫婦関係も穏やかでいい感じになってきたようで、義父も若くて綺麗な先生と生徒たちに囲まれて、楽しそうに通っているらしいです。

義両親は、結婚４５年、学校を卒業してすぐに結婚し、ずっと仲良く連れ添っています。

義母はフランス人女性としては珍しい専業主婦で、趣味で絵を描いたり、夏のバカンスはたっぷり二カ月、海のそばの別荘で過ごし、義父と共に週末旅行や、毎週、夫婦でレストランでディナーなど、絵に描いたような優雅な主婦ライフを送っていました。

過去形なのは、義父が定年になってからは、ひとりの時間が減ったので今は前よりもストレスも溜まりがちなのだそうです。

そう言いながらも、定年後も仲良く一緒に旅行に行ったりしているので、最近はいつも二人でいるリズムができてきたのだと思います。

今日は、せっかくのお天気にどこにも行かないのは寂しいなと思い、会社帰りの夫を誘ってカフェでアペロをしてきました。

テラス席はもういっぱいで、タバコを吸っている人もけっこういたので、煙が苦手な私のためにカフェの中の窓際の席につきました。

テラスは喫煙OKなのです。
タバコを吸わない人にとっては、せっかくのテラス席がモクモクだとちょっと辛いです。

せっかくの午後の夕暮れ時の太陽の光を浴びれないのは残念だけど、カフェの中は人が少なめで落ち着きます。

ハッピーアワーだったので、ビールが１パイント５ユーロでした。

GRIMBERGENとGUEUZEという銘柄のビールです。

夫の大きな手。
いつもは温かいのに、悲しいときは冷たくなります。

ビールを飲むとジャンクなものが食べたくなりませんか？

たまにはいいよねと、こんなものをおつまみに注文してしまいました。

何かわかりますか？

トマトとアボカドとチェダーチーズのタコスとメニューには書いてあったのですが、とうもろこしのチップスにたっぷりのチェダーチーズ、その上にトマト入りのワカモレがかかっていました。

とってもジャンクなお味に、ビールが進みます。

ちょっとしたお出かけですが、軽くお化粧してちょっと赤めの口紅をつけてワンピースを着て出かけました。

以前は、夫にしか会わないときは、全然お洒落しなかった私ですが、夫のためというよりも自分が気持ち良く過ごすために、出かけるときはちょっと着替えるひと手間を惜しまないようにすることで、私自身の気持ちも高まるのかちょっとしたお出かけがデートっぽくなって前よりずっと楽しく過ごせるようになりました。

若い頃は、ジーンズとTシャツでどこにでも行けたのですが、さすがにもうちゃんとお洒落しないと厳しくなってきたお年頃というのもあって、日々のお手入れを怠らず、毎日、スポーツ（ヨガとウォーキング）をすること、苦手な筋トレもメニューに入れて健康で引き締まった体を作っていきたいなと思っています。

スキンケアもずっと自然派だったけれど、もうちょっとアンチエイジング系の製品も使ってみたり、攻めの積極美容も試してみたいと思っています。

＜追記＞　1年前の記事です。義父は今でもヨガを続けているそうですが、ヨガのポーズがアクロバットみたいで難しいと言っていました。

ちなみに義父のヨガのクラスで一番上手な生徒さんは、なんと８０歳のおじいちゃんだそうです。

元記事：定年後の夫婦の形とお洒落の重要性（ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱）March 29, 2017 20:54:48 テーマ：恋愛・結婚