うみのむこうのかみしばい 2021/2/20 Sat
こんにちは、葛飾区亀有にある「絵と言葉のライブラリー ミッカ」のスタッフ、坪内です。
“パラソルシアター”、“うみのむこうのそのまたむこう”、”サイレント・ベル”に続いて、”うみのむこうのかみしばい”というイベントを行いました。
今回は紙しばいのみをお届けするという久しぶりの企画。
ポップでリズミカルなゴダイゴの「Beautiful Name」と英語の子ども向け番組「Sesami Streetのテーマ」が流れたあと パフォーマンスがスタートしました。
【うみのむこうのかみしばい が生まれたきっかけ】
読み聞かせの両輪にあるものは絵本と紙しばいだと言われています。
実は「KAMISHIBAI」は万国共通語。
ミッカにあるたくさんのかみしばいを通して日本発祥の文化をみなさんにお届けしつつ、海外に思いを馳せて頂きながら作品に込められたメッセージを様々に受け取ってほしいと思い、英語で読む作品とベルギーが舞台の作品を選びました。二つの作品の翻訳をされている野坂悦子さんはミッカを応援してくださっていて実はもう二回も遊びに来てくださっている方でもあります。
1冊目:Everybody Clap! みんなでポン
(童心社)
脚本・絵 まついのりこ 訳 野坂悦子
手をポンと叩くと場面が転換する作品です。
みんなで「ポン」と手を叩く練習をしたあとで「clap」の掛け声と共に叩く練習をしてから本番。
練習を重ねるうちに会場の一体感が高まっていくのがわかります。
あいだにマジックをはさみながら、和気あいあいとみんなノリノリで手を叩いてくれました。
2冊目:やさしいまものバッパー(童心社)
脚本:野坂悦子 絵:降矢なな
このお話の主人公は「まもの」。ほんとはやさしいバッパーはひょんなことからにんげんのこども
ハンスと友だちになります。やっと遊べると思ったところ最大のピンチがやってきて…!
「さぁ、どうするバッパー?!」となったところ、会場のお子さんたちは大きな声をこころのなかで叫びながら精一杯の応援を送ってくれました。事前のお約束とおり、実際の大きな叫び声はなかったけれどみんなの声援はちゃんとバッパーに届いていました。
さいごは変身したバッパーが一枚の紙芝居からはみ出るほど大きいことをみんなで確かめて扉を閉めました。
「紙芝居は初めて」「幼稚園では見たことある」「面白かったー」とのお声が飛び交い演じるわたしも参加された方たちもとても楽しい時間となりました。まだまだたくさんある面白い作品をみなさんにお届けしていきたいと思っています。
ミッカスタッフ 坪内明美
絵と言葉の本だけを集め、ライブラリー、シアター、ギャラリー、アトリエを内包した子どものための小さな図書館。
【住所】東京都葛飾区亀有3-26-1 リリオ館7F
【アクセス】jr常磐線 亀有駅南口 徒歩30秒(東京メトロ千代田線直通)
【開館時間】10:00~17:30
【おやすみ】月曜、第4木曜(祝日の場合は翌日)
【tel】 03-6662-4315
【入館料】こども(小学生以下)無料/中高生・保護者 200円
16歳以上のみでの入館はできません。お子さまと一緒にお越しください。
※現在事前来館予約制です。ミッカホームページをご確認ください。
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