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一歩ふみだした先に

「ゴールは設定した方がいいの?」

ゴール(目標)というものに、ピンときますか?


『旅行』だとイメージしやすいでしょうか。

・イギリスに行こう
・ハワイに行こう
・京都に行こう


と、まずは、その行き先、場所を設定するかもしれません。


もしかしたら、

・きれいな海で泳ぎたい
・美味しいものを食べたい
・のんびりしたい


と、行動、やることを、設定するかもしれません。


それとも、

・誰々と一緒にたのしみたい
・幸せな時間を満喫したい
・リラックスして癒されたい

そんな、その時に感じる、感情を設定するかもしれません。


ごくたまに、

・自分探しの旅に出たい


という場合もありますね^^

これは、自分と思いっきり向き合う、という設定になるかな?


いずれにしても、何かを設定すると思うのです。

「なんかよくわからない」

「どこでもいい」

「そもそも旅行したいかわからない」


という状態ですと、おそらく、動くのが難しいですよね^^


そんなふうにイメージしてもらうと、

『ゴールを設定する』という感覚が掴めるかな〜と思うのですが、いかがでしょうか?^^


全部、行き当たりばったりで楽しみたいから、何も設定しない!

という場合もあるかもしれませんが、それは、

・シンクロニシティをたのしむ

というゴールを設定しているのかもしれませんね^^


そして、ゴールを設定したら、そこにたどり着くまでには、いろいろな方法やツールがあって、どれを選んでも正解だと思うのです。


だから、こっちに行ったら、間違い? 

あっちが正解?


みたいなことは、ないと思うのですね^^


どのルートを選んでも、その過程は、すべてあなたの宝物です。


Jが鬱になった時、なんとかしないと!気分転換が必要?と、
あれこれ考えて、(今となっては、そんなことしなくて良いと知ったのですが、その当時は必死で^^;)

山登りを、夫婦でしよう!
と、いろいろな山にチャレンジしていた時期がありました。


富士山にも登りました。

富士山は、頂上にたどり着くまでに、いくつもルートがあります。

ゴールは、地上3,776 mで、カップラーメンを食べて、ご来光を拝む。

その時、私たち夫婦は、共に感激し合い、満ち足りた気持ちでいっぱいになる。

一生涯忘れられない思い出ができる。

と設定^^


途中で、山小屋に泊まるか、泊まらないかや、天候のことも考えて、ルートを決めます。

5号目まで車で行ったけれど、そこからも、いつもの富士山が見えていて^^;

ここってもう富士山なのに・・・と、不思議な感覚になりました。


さて、一歩一歩登っていきます。

振り返ると、眼下に広がる山の傾斜と、街並みが、登っているという感覚を確かめる方法でした。


たまに、振り返って見ていないと、本当に登っているのかどうかさえ怪しく思えてくるのですね。


そして、上を見上げて、『あそこが、頂上かな?』なんて思っていても、全然頂上じゃなくて、また、先が広がっていって、いちいち凹んだり。

このまま永遠に、頂上なんてないんじゃないかな・・。
と、不安になったり^^;

途中で、高山病などで、下山していく人たちもいて、ちょっと怖くなったり。

息が上がるから、黙々と登っていると、孤独に感じたり。

空気が薄くなって、呼吸が苦しくなったり、頭痛がしてきたり。

たくさん、Jから、励ましてもらって、やさしく引っ張ってもらえて嬉しかったな〜。

夫婦で山登りって、共に助け合う感じが、いいな〜。

休憩の時が、いちいち楽しかったな〜。


頂上は、最初からなんて全然見えないし、途中からだって、見えない。

かなり近くまで行かないと、見えないものなのだよね。


頂上からの景色をみたい! ご来光を拝みたい!というワクワクした気持ちで登っていく。


同じように、ゴールは、設定するけれど、一度も行ったことがなければ、どんなものかわからない。

そして、進んでみないとわからない。

ただ、ゴールがどうなっているのか、知りたい、行ってみたい、やってみたい、感じてみたい・・


そんな好奇心が、一歩を踏み出させているのかもしれないと思った。


一歩踏み出した先に、見える景色がある。

一歩踏み出してから、また次の一歩をどこに踏み出すかを考えてもいい。


今は見えていないけれど、一歩踏み出したら、違うものが見えるから。


そして、たまに振り返って、あなたが、ちゃんと進んでいることを確かめて欲しい。

そして、その途中で味わったいろいろな感情や、出会った人たちとのご縁も、大事にして欲しいな^^


少しずつだけれど、確実に進んでいる。


一歩踏み出した先に、どんな景色が広がっていますか?


愛を込めて❤︎





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