コーチとして生きるということ
心がザワっとしたときは何かのメッセージ
気持ちの中で起こった違和感に対して、なるべく立ち止まるように心がけています。
そこには、何かのメッセージが隠れていることが多いから。
それが、どんな小さなことだったとしても、やってみる価値はあります。
ある日の出来事
先日、今年(2020年)の3月に予約を入れていた市の施設の払い戻しの手続きに行ってきました。
これは、新型コロナの影響で、3月から、自粛体勢になり、予約を入れていた市の施設が、休館することになり、予約が延期になりました。
結局延期したまま振替が実行されることなく、年末まできたことにより、連絡を受け、払い戻すことになったという経緯です。
市の施設なので、実際には数百円程度の払い戻しなのですが、銀行振り込みとされます。
「振り込み料がかかってしまうので、そちらの方が、高くなってしまうかもしれませんね。なんか申し訳ないです。」
と、申し出ました。
これは、なんとなくの世間話としてです。
すると、担当の女性が
「どうせ、市が払うのだから、いいんですよ」
と、即答されました。
その、即答からして、何度も口にしているのかな〜とも感じました。
つまり、年末になって、払い戻しをするためにやってくる市民は、割と多く私と同じように、口にするセリフだったのかもしれません。
違和感の正体をさぐる
その後、私の気持ちが、ざわざわしたんですね。
なんで、ざわざわしているのかを、しばらく考えてみました。
こういう理由かな? いや、そうでもないな・・などと、いくつか考えを出してみたのですが、しっくりきません^^;
例えば、市が払うって言っても、元々は、市民の税金だから、結局は、市民が負担しているんだよね!
とか
市役所の職員さんたちも、コロナの件で、今までのお仕事にプラスして、忙しさが増えているのだし、もう少し労った言葉を使ってもよいのでは!
とか。
思いを巡らせてみても、なかなかしっくりこなかったのですね。
行き着いた答え
コーチングのスキルに、『傾聴』『承認』があります。
まさに、私は、ただ聴いてもらって、受け止めてもらいたかっただけだったのですね。
コーチングスキルは、日々生きていく中で、とても役立ちます。
例えば、今回の場合も、
「振り込み料がかかってしまうので、そちらの方が、高くなってしまうかもしれませんね。なんか申し訳ないです。」
という私の申し出に対して、
「ほんとですね。振り込み料も、今は高いですからね〜^^」
と、言ってもらえていたら、気持ちがすんなりと軽やかになっていたかな〜と、想像できます。
相手が発した言葉に対して、自分の意見を言うことよりも、まずは、受け取るということが、とても大事だな〜と、感じました。
というわけで、私は、日常でも、コーチとして生きることの大切さを、この出来事から学んだわけですね^^
愛を込めて❤︎
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