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氷バスボムのその後

我が家の6歳と4歳は、お風呂への道がなかなかに遠く、色々試しました。
ペットボトル・手作りおもちゃ・ビニール袋・シャボン玉・・・。
そしてついに見つけたのが「氷バスボム」!!!

これのおかげで、スムーズにお風呂に入ってくれるようになり、ささっと洗うようになり、お風呂ストレスが相当軽減されました。

あれから7か月。我が家の氷バスボム事情がどうなったか、その後の結果をお知らせします。

↓氷バスボムの作り方はこちら

合図

「氷選ぶ人ー?」
これが我が家の「お風呂入るでー」の合図になりました。
常に数個凍らせてあるので、そこから選ぶのも楽しいようです。

お風呂への準備が遅いと選べないよー!とか言って、完全に氷バスボムで釣って、生活を回すための道具として使わせてもらっています。
もうね、いいの。お風呂に入る事が習慣になればそれで。
(この「習慣」については子ども手帳の所で後述します。)

頑張らない

なんとかしてお風呂ストレスをなくしたい!と頑張ってきましたが、結局は私の心に余裕が出来るかどうかが大きなポイントでした。

入り渋る事もありますが、「今は一息つきたいんかもな」と思えるようになりましたし、お風呂の中でのおふざけも「ま、これは命を落とすほどの事じゃない」とイライラを手放す事ができるようになってきました。

それもこれも、氷バスボムに頼ることで頑張ることをやめれたからじゃないかな。

お父さんと入りたいと言えば、私だけ先にお風呂に入らせてもらう(帰宅時間によっては遅くなるから、絶対私が入れなきゃ!って思ってた)。
私が無理に頑張らない。
そう出来るようになってからは、お風呂タイムが少し平和になりました。
そう出来るようになったのは、「氷バスボムがあれば入ってくれる」という安心感のおかげ。

飽きと習慣

3ヶ月後、ついに飽きがきたようです。
前ほど「こおり!こおりー!」と言わなくなってきました。

ところが、氷バスボムがなくてもお風呂に入る流れはついてきました!
氷バスボム=楽しい事を目的に行動していた日々でしたが、楽しいという気持ちが薄れても行動は習慣となって私と子供たちを助けてくれています。
もちろん、子供たちの成長もあってのことだと思いますが。

7ヶ月経った今では、冷凍庫に2個だけ残っていますが、子供たちからお声がかかることはめっきり無くなりました。
2日に一回作っていた氷バスボム製作キットに至っては、棚の奥へと追いやられています。

そして私も、かなりイライラが減っているので、頑張らない習慣が少しは身についてきているみたい。

子ども手帳

氷バスボムを作り始めた頃に、習慣化するためにポイント制度を使うという話を知りました。
最初は「えー…ポイント?」と思っていましたが、本当に習慣になったので驚き!(我が家ではポイントの代わりが氷バスボムだった)

ポイントなどの外発的動機は内発的動機に変わっていく

最初はポイント欲しさに続けていき、そのうちポイントがなくとも習慣になっていく。といった感じです。

この本では勉強や宿題を習慣化する方法が載っているので、ご興味ある方はぜひ試しにどうぞ!

保育園児の我が家の子供たちには、この本のポイント制度は難しめなので、ご褒美レベルを応用した感じです。
著者の石田先生も言われているように、「物」でのご褒美じゃなく「ポイント」は勉強に限らず導入していくと良さそうだなと感じています。
(氷バスボムは「物」だけど溶けてなくなるから、「物」じゃないって事でw)

ポイントも氷バスボムも、成長してそのうち要らなくなる。
要らなくなるけど、習慣になってる。すごいなぁ。

ちなみに子ども手帳は市販のスケジュール帳で良いのですが、専用の「子ども手帳」も販売されています。

もっと小さい子向けにはこちら↓

やる前は、それが無ければ動けない子になってしまわないか不安で、いわゆる「外発的動機」に積極的じゃなかったけど、やってみるもんですね。
それに、子供は成長する。

あっという間に置いていかれちゃうからなぁ。
自分にもポイント制度使ってみるのも面白いかも。

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