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映画「シェイクスピアの庭 All is true」を観て

2018年イギリス映画。
1613年、火災のせいでグローブ座が全焼し、それをきっかけに引退することにしたシェイクスピアは、家族がいる故郷に帰る。
それから3年、52歳で亡くなるまでが描かれる。

ロンドンに単身赴任だったため、家族との関係は冷え切っていた。
11歳で亡くなった息子ハムネットのために庭を造り始めるも、妻や、未婚の次女は非好意的。けど、それには理由があり…。
そして、息子の死の真相にも気付き…。


シェイクスピアの妻は9歳年上だったそうだけど、ジョディ・デンチはそれよりも年上なので、最初は何故選ばれたのかと思った。が、ケネス・ブラナーが、粘って承諾してもらったらしい。相変わらずの存在感。
終盤のシーンで、ケネス・ブラナーがある発音を変えたら、それに気付いたのはジョディ・デンチだけだった、とか、アドリブで言ったセリフも彼女は滑らかにきっちり対応したらしい。さすが。

シェイクスピアが14歳で学校中退とか、息子についての出来事が、ハムレットでいろいろ描かれていたり、とか知らなかった。
額を後退させるメイクのおかげで最初ケネス・ブラナーって気付かなかった(夜は蝋燭だけとか、画面が全体的に暗かったせいもあるかも)…。
ケネス・ブラナーが気に入っているという「冬物語」はいつか読む。


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