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☆本#554 性分「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」垣谷美雨著を読んで
エッセイ。2020年5月~2022年11月。
友達、差別的表現、子供のころや過去の話、給食、読んだ本、英語、女子刑務所、歴史の授業、子供との話等々。
「女性刑務所は要らない」では、以前から女性のほうが少ないだろうと思っていたけど、実際の男女比で女性は約10%だと。多くは男性の犠牲・影響による犯罪らしい。高齢の女性受刑者は介護が必要で、看守はそういった作業も職務に含まれるゆえか離職率も高いとか。
著者は小中で給食がなかったらしい。みな家に帰って食べていたと。昔はそういうのがありの地域もあったのか。
著者はある日、落ち込んでいる原因がニュースの影響と知る。「ニュースダイエット」という本によると、我々は「ニュースの洪水に晒されていて、1年間を換算すると1か月分の時間を無駄にしている」らしい。
著者の世代は専業主婦が主流だったので、働いていると「夫の稼ぎが少ない」のではという人もいたとか。
そういう価値観の人はまだいそう。
著者ははっきりモノを言うタイプらしく、そのせいで後悔したり、考え過ぎる傾向にあるとか。真面目な社会派。
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