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☆本#441 正義と制裁「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン著を読んで

引退者用の高級施設クーパーズ・チェイスに住む、シニアのエリザベス、ジョイス、ロン、イブラヒムは、探偵の真似事をして未解決事件の推理に興じる木曜殺人クラブのメンバー。施設の経営者の一人が殺されたのをきっかけに、事件の真相を探り始める。

時系列で、ジョイスの日記が挿入されるかたちで進む。

エリザベスには認知の傾向がありそうな夫がいて、木曜殺人クラブの創設者のひとりで元警部のペニーは寝たきりで意識がない。彼女の夫がいつも付き添っている。
ジョイスには娘がいて、ロンには過去にボクシングで国民的ヒーローとなった有名な息子がいる。

エリザベスは情報を仕入れようと、巡査のドナに接触。事情があってこの地に飛ばされてきた彼女は、最初はエリザベスたちに対して懐疑的だったけど、事件に関与できて喜ぶ。上司のクリスと調査を進める。

墓場で誰のものかわからない死体が見つかり、そこから事件は急展開し、思わぬ関係者が浮上してきて…。








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