初対面の相手を見極める３ステップ

結婚相談所やマッチングアプリなどで、
初対面の相手をどのように見極めたら良いか？
…というご相談をいただくことがあります。

もしあなたも同じようなお悩みをお持ちであれば、
以下の３ステップを試してみてください。

なお、ご紹介する３ステップは、
できれば１ステップにつき１デートが理想です。

デートは事前の日程調整や企画計画段階においても
その人の人となりや価値観が如実に現れますので、
お相手を見極めるためには最低３回はデートしてみることをオススメします。

①初めてのデート
初めてのデートでは、
「同じ会社の同じ部署で一緒に働けるか？」
という目線で相手を見極めてみてください。
つまり、
社会人としての常識を持ち合わせているか？
がハードルになります。

・約束の時間に遅刻しない
・服装がラフすぎない
・きちんと敬語を使える
・話を途中で遮らない
・お店の人にも礼儀正しく振る舞える
などの基本的なポイントをチェックします。

※なお、
ここでは「奢り奢られ論争」について触れません。
長年ネット上で有識者たちによる熱いバトルが何度も何度も繰り広げられていますので、
気になる方はそちらにご参加ください。

以上が、初めてのデートでお相手をチェックするポイントになります。

初めてのデートでは当然お互い緊張しています。
そんなにたくさんの項目をチェックできません。
そのため、初めてのデートではそんなに多くを見極めようとはせず、まずは社会人として大丈夫そうかどうかという最低限のラインを見極めましょう。

初めてのデートでは、
「信頼性」「安定性」を確認します。

言うまでもないことですが、
当然、お相手からも同じポイントで見極められているということを念頭に置き、お互い、まずは社会人としての好ましい振る舞いに気をつけてみてくださいね。

②２回目のデート
社会人としての振る舞いチェックがOKであれば、
次のステップへ進みます。

２回目のデートでは、
「友達になれるか？」
をというポイント意識して接してみてはいかがでしょうか。

ここではまだ恋人としてアリかナシか？という判断はしません。

意識的にお相手の年齢、性別を忘れて、
・会話が楽しいかどうか？
・自然と心から笑顔になる瞬間があったかどうか？
というポイントを振り返ってみてください。

また、
・もし高校のときに同じクラスにいたら仲良くなれているか？
・漫画の貸し借りができそうか？
・有益な情報もオチもない他愛もない話や愚痴を聞いてくれそうかどうか？
などの観点から相手のことを振り返ってみるのも良いと思います。

２回目のデートでは、お相手との会話を楽しめているか？というポイントで見極めてみてください。
つまり、男女であること関係なく、一緒にいて楽しい時間を過ごせるかどうか。
これが２回目のデートで見極めるポイントです。

この先、恋愛→結婚と進むにつれ、
どんどんトキメキやドキドキは減っていきます。
そんな変化を迎えてもしっかりとした絆で繋がるためには、
「男とか女とか関係なく、
ただ人として一緒にいることを楽しめる」
という関係性の構築だと思います。

お付き合いしてもいつも長く続かない…
というお悩みを抱えた方は、このステップを重視してお相手を見極めてみてくださいね。

③３回目のデート
ここで試したいことはたったひとつ。
それは、
デートの終わり際に握手をする
です。

恋愛や結婚に発展していくにあたり、
「相性」が気になる方は多いと思います。
この「相性」は言葉にすることもできず数値化することもできないので、見極めるのがとても難しい…のにお付き合いをするにあたってとても大切なポイントです。

肌と肌との触れ合い(触覚)はノンバーバルなコミュニケーションですので、言葉や会話よりもダイレクトに本能が働きます。

お相手のスペックに意識が向きがちな方、
頭でアレコレ考えてしまう方、
にぜひ挑戦してもらいたいのが、
この握手というステップ。

頭でアレコレ考えるよりもはるかにダイレクトに
「なんか違うな…」
「なんかしっくりくる…」
という明確な反応を感じられるはずです。

恋人としてアリかナシか？
それを頭で考えて判断するのは難しいです。
最後の判断は、自分の直感に任せましょう。
その直感は外れません。
感覚を研ぎ澄まして、お相手と握手してみてください。
想像以上の情報が流れ込んでくるはずです。

１回目のデートで相手の誠実さ
２回目のデートで相手の人間力
３回目のデートで相手との相性
を見極める、３ステップ。

ものは試しに、ぜひご参考になれば幸いです。