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社会起業家のための自治体公募(210308)

今日は1件だけ、にわかには「自治体公募案件」とは信じがたい案件をご紹介します。

その名も、尼崎市企業局「パチスロライター予想対決企画(Youtubeライブ予想配信)運営管理業務」!パチスロライターを起用してYouTube上でボートレースを生配信し、リーグ戦をともに戦うというものらしい。

自治体がギャンブルをあおるようなこと、やっていいの?という疑問もわくことでしょう。ボートレースは競輪・競馬・オートレースと並ぶ公営競技であり、自治体の財源になっています。もちろん独立採算です。ピーク時の5割以下と言われるボートレースの売り上げを上げるため、あらゆる手段を講じようとする姿勢が見て取れます。

ちなみに風営法にもとづき営業しているパチンコなどの遊興施設や、ひところ新聞をにぎわせた統合型リゾート施設(カジノ)とは、法律の位置づけがことなることに注意。

ちなみにこんなニッチな案件、まず間違いなく決め打ちで、すでに受託候補者いると思いますが。ギャンブル万歳番組にならないよう、動画を視聴した人が節度を持って遊べるような工夫や、視聴者の中で生活に困っている人を公的サービスにつなぐ仕掛けを提案すると、もしかしたら逆転の可能性あるかも。。。

◆パチスロライター予想対決企画(Youtubeライブ予想配信)運営管理業務(尼崎市公営企業局)

概要:様々な人気パチスロライターが1つのテーマをもとにリーグ戦を行い次の展開への期待を煽るような内容とし、他場の番組にはないオリジナリティのあるものにすることで、電話投票売上向上及びファンの獲得・囲い込みを図る。売り上げ目標は74億円、Youtubeチャンネル登録者数2,878人増、視聴回数6万回/日。
事業期間:202104~202108(配信日)
予算上限:3,800万円
提案期限:2021-03-12




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