ゆずPEOPLEツアー SSA公演(3/26)に行ってきた話

ご存知の方もいるでしょう。俺はさわやかフォークデュオ(本人達がそう言っとったんや)のゆずが大好きで、ファン歴を数えてみたら16年目になる。嘘みたいだと思うが本当よ。幼稚園児の頃親の影響で好きになった。俺がデカくなるにつれて影響元の親より詳しくなっちまったがね。

そんな俺が、今回4年ぶりのアリーナツアー「YUZU ARENA TOUR PEOPLE ALWAYS with you」のチケットに当選したのだ。しかも合計3日分。こんなに行くのは初めてである。そしてその1日目が、3月26日のさいたまスーパーアリーナ公演だ。SSAも行くのは初めてだった。

あ、あと注意書きしておくが、この記事には公演の内容書いちゃうので、まだ見たくない人は速やかにこのリンクから立ち去って頂きたく。

まずライブに参加するにあたって、俺は戦闘服に着替えた。まぁライブによく参加する人なら分かるだろうが、ライブTシャツのことよ。物販で買ったPEOPLEツアーのTシャツを着て、俺はその上に2018年の「BIG YELL」ツアーのパーカーを羽織り、スポーツタオルは2011年の「2-NI-」ツアーのものを、4年前からゆずのライブグッズとして定番化したタンバリンは運良く再販されていた「YUZUTOWN」オンラインライブのもの(花咲ク街バージョン)を使った。グッズに統一感のないキメラである。アイマスのライブでもこういう感じの人いるんだろうか。ちなみに、物販で買ったものを入れる鞄として、2月に行われた「アイドルマスター ミリオンライブ!」の8thライブ「Twelw@ve」のショッピングバッグを使った。こちらはもはやゆずではない。だがめちゃくちゃ使うには丁度良かったのでおk。

トイレなど全ての準備を整えて、チケットに書いてあった席に実際に行ってみるとびっくり仰天。ほぼステージサイドのとこだった。しかもサブリーダー岩沢厚治側。未だ経験したことないぐらいのステージとの近さと景色の良さに、始まる前から圧倒された。「生きてて良かったな」と思ったな。大袈裟かもしれんが。

着席した時点でこのレベルだったので、公演が始まったらますますテンションが上がった。オープニングが流れてバックバンドとゆずの2人が出てきて、ついに始まるー!と高まっていたところにまさかの未発表新曲「君を想う」。ゆずの曲ならイントロだけでほぼ何の曲か当てられる俺が聴いたことのない曲から始まり、驚きと興奮が入り混じった。多分この新曲、6月発売の次のアルバムに入るだろう。

短めのMCを挟んだ後の2曲目で、「NATSUMONOGATARI」。これ自体は何度も聴いてて、生の歌声も去年「謳おう」ツアーの横浜公演に行った時に聴いていたのだが、感動が抑えきれず涙が出てきた。元々、この曲の元になった「桜木町」が好きだったので、それを思い出してしまったんだろう。

その後、「歩行者優先」「手暗がりの下」と厚ちゃん曲が連続で。岩沢キッズ俺氏歓喜である。歩行者優先はかなり久しぶりだし、マイナー曲の手暗がりの下はライブでやるとは思ってなかったので、予想外の嬉しさがあった。

ライブ恒例の弾き語りコーナー。なんと、俺がいる方向の花道まで2人で移動して演奏した。間近で聴けて嬉しかったなぁ。曲目は、懐かしの名曲「雨と泪」と、新作のアルバムに収録されている新曲「六角形」。選曲が神ってる。

ニューアルバムを引っさげてのツアーなので、もちろん他のアルバム収録曲もやった。4月公開の映画「とんび」の主題歌でもある「風信子」は、10年前くらいのゆずを思い出させるような曲で、2人の歌声が最高に響いていた。演奏中にバックスクリーンに映し出された絵も泣ける。「あの手この手」では、リーダーの悠仁が新キャラクター「ハンドくん」に扮し、会場の全員とじゃんけん大会を行うというアクティビティも兼ねた演出が面白かった。俺は勝率あんまよくなかったけどな。あと、結構ダンスが難しい。お袋が出来るか心配である。1つ前のアルバムの曲だが、「花咲ク街」もやった。最後が特別な歌詞とアレンジになっていて、ライブに来たことを改めて実感した。

5分間の換気時間の後は後半戦。何やら不穏なメロディーが流れたと思ったら、予想通り「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」。岩沢キッズ俺氏またしても歓喜。かつてドラムをやっていたという悠仁がドラム叩いてるのも凄く良かった。悠仁のドラム好きなんよな。奇々怪界が終わると、何やらアウトロがずっと続いて、スクリーンに映し出されたMVも絵を歪ませるbotにかけたみたいに歪み始め、何が始まるんだと思ったら、絵がサーカスのテントに変わって、「LAND」。俺的に、ここが今回で一番アガった。この曲は、俺が酷く落ち込んでた時に元気づけてくれた思い出の曲。当時のツアー以来に生で聴けて嬉しかったし、NATSUMONOGATARI以上にボロボロ泣いてしまった。イントロの部分で、アルバムの時と同じフォントで「LAND」の文字が映し出された時点でもうヤバかったもん。

25周年を迎えたゆずのおもしろクイズの後は、弾き語りをやった方の反対の花道に2人で移動し、「サヨナラバス」と「からっぽ」という懐かしいナンバーを連発。なんか、2017年にコラボしてから厚ちゃんの歌い方がback numberに寄ってきてるな〜ということも感じつつ、懐かしい気分になれた(曲が出た時俺はまだ産まれてすらいないが、16年前には既に聴いてたのでね)。

その後、壮大なメロディーと共に「虹」。バックバンドありで聴くのは本当に久しぶりだった。やっぱ虹はこうでなくっちゃな、と思ったね。しかも、最後の部分はAlbum Versionのアレンジになっていて俺得だった。そういや、虹って曲自体は有名だけどMVはあんま有名じゃないよな……なんて。

ドラマチックな虹のあとは、「イロトリドリ」「公私混同」とノリノリナンバーが連続。しかも今回、イロトリドリは久々のタオル曲となり、会場が一丸となってスポーツタオル片手に踊っていて楽しかった。ちなみに、俺的ベストタオル曲はやっぱり「陽はまた昇る」。これもいつかまたやって欲しいね。公私混同はいつ聴いてもテンション上がる。ちゃんと固有の振り付けをやってる人がいたけど、俺は覚えきれてなかったので手拍子。今度はちゃんと振り付けを覚えてから行こうかしら。

そして恒例、「夏色」。なんと、今回は表示が出ている間だけ写真撮影OKということで、トロッコが自分の目の前を横切るタイミングで1枚だけ撮った。ただ俺、楽しむこと専門なのでこういうのは多分向いてない。ディズニーリゾート行った時も写真撮影とかは苦手だ。とにかく、タンバリンとうちわを持って発声なしでも盛り上がる夏色を作れるってとこは毎回ほんと凄いと思う。あと、俺は今回人生で初めて、夏色アンコールの4回目に遭遇した。

最後のMC。悠仁はコロナ禍で当たり前が奪われていく中でも、ファンとの繋がりを持ち、少しずつでも当たり前を取り戻していこう、今できることをやっていこうと言った。ゆずのこういう姿勢には、いつも元気づけられている。昔よりも配信でちょっとずつ新曲がリリースされていくし、こういう形でファンが参加できる活動も模索している。そういったことをしているからこそ、コロナ禍になる前よりも、ゆずが俺にとってどれだけ大事かっていうのを実感することができる。ほんと、ミュージシャンの鑑だよ。

MCの後のラストナンバーは、「ALWAYS with you」。ツアーのサブタイトルと同じだった。ところどころに「ALWAYS」のフレーズを挟み、キーが下がってアレンジされたバージョンの「with you」をやるという、リミックスのような感じだった。2つの曲が持つそれぞれのメッセージが重なって1つの歌になる、壮大なパフォーマンスは圧巻だった。

ということで、以上、ゆずの4年ぶりのアリーナツアー、その初日公演に行って参りましたという感想でした。総括すると、やっぱりこの一言に尽きるかもしれん。ゆずが大好きだと。ライブが終わると、やっぱりこんな気持ちになるよな。みんなの気持ち、俺も分かるよ。

ちなみに6月と8月の公演も行きます。そっちの公演は多分6月発売のアルバム「SEES」を踏まえたものになると予想してるのでますます楽しみだぜ。

それではまたnoteを書きます。

P.S.ここまで読んでくれた暇人の皆様に感謝

P.S.2 ゆずをあんま知らないフォロワーで、ゆずちょっと興味出てきたなって人は俺がオススメ教えてやんよ


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