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思ったよりも大変…!マルシェ出店するまで

お菓子を製造してマルシェやイベントなどに臨時的に出店する人も増えてきました。

イベントなどで出店するメリットは、お客さんと直接ふれあって自分のお菓子を売れること。何度も出店していると、覚えてもらいやすいし、お菓子の感想もダイレクトに聞くことが出来ます。

初めは、マルシェ出店からはじめて知名度も上がって経営も軌道にのって実店舗を開いて居る方もおられて、私もマルシェ出店することにとても憧れていました。
しかし、実際にやってみると本当に大変でした。そこでの厳しい現実と私がマルシェ出店で準備してよかったものなど、それぞれまとめたいと思います。

マルシェ出店の現実!

ある職場を退職したのを機に、自分でも何か始めたいと思ってお菓子をいろんなところで販売する移動式のお菓子屋さんを開業することにしました!

マルシェとかイベントって、楽しいですが、出店する方は、本当に大変です。

まず、マルシェでお菓子を売るには、保健所から菓子製造許可を取ったキッチンが必要です。自宅のキッチンで作ったお菓子はそのまま売れません。
食品衛生の面で、きちんとした施設で作ったものでないと販売してはいけないからです。これをしないと違法で問題となります。(各自治体によって条件などが違うので、必ず出店する管轄の保健所に問い合わせください)
多くの人がこれを知らずに出店したいとマルシェやイベントの主催者に申し出てきたり、実際に出店してしまう人がいます。

専用のキッチンって、どう準備すればいいの?

じゃあ、専用のキッチンってどうすればいいのか?というとお菓子を製造するキッチンが付いている物件を探して借りなければなりません。これは大家さんと交渉して許可がもらえれば賃貸のワンルームでもいいわけです。(ただし、保健所が許可を出す条件に合っているキッチンでないとダメです)

事前に保健所に言って条件を聞く→その条件にあった物件を探す→大家さんに交渉して許可をもらう。→保健所の許可を取得できるようにキッチンの設備を整える。

これができて初めてお菓子を作って売ると言うことができるようになります。もう、そこからしてハードルが高い!と思った人もいるでしょう。

ですので、これを瞬時に解決してくれるのがレンタルキッチンの存在です。
レンタルキッチンとは、1日とか2日とか単発でキッチンを貸し出してくれる施設のことです。中には、オーブンやミキサー、お菓子を作るなどの設備も整っているところもあります。もちろん、菓子製造許可つきのところを選びます。

中には、菓子製造とかを想定していなくて個人でホームパーティーなどをするためだけに貸し出しているところもあるので注意が必要です。事前にレンタルキッチンに問い合わせましょう。

しかし現実は…

じゃあ、レンタルキッチンでいいじゃん!と思ったでしょうが、
このレンタルキッチンもレンタル代は安くはないんです。もちろん場所によって料金は、様々ですがもちろんタダでは借りられません。相手も商売ですからね。お菓子の仕込みも大量に仕込んで包装や梱包をしていると、1日や2日では終わらないでしょうから、数日借りてたらそれなりに費用がかかります。プラス原材料、包装材、移動費…など経費はものすごくかかります。そしてマルシェの出店料も忘れずに計算に入れましょう。

ここでも、考えることはたくさんあって、
まず、借りれるレンタルキッチンが家の近くにあるか?
レンタルキッチンに設備はあっても、原材料もキッチンに運ばなきゃ!キッチンにない設備や道具は自分で持っていかなきゃならない、レンタルしている時間内に製造して包装して、片付けも終わらせて、梱包して会場にもっていく!

梱包も移動するんだから商品が壊れないように梱包するには?とか、食品だから傷まないようにするには?夏場は特に気をつけないといけない。そもそも賞味期限はいつにするか?プロでもたまに焼き菓子にカビが生えてた!なんてなくはないので素人ならますます目安を決めるのは難しいです。当然、食品衛生法で決められた表示があるので、お菓子の裏には、それを貼り付けないといけません。
それについても保健所にお問い合わせください。

出店するにあたっての準備も色々ある。

そして、マルシェ出店では、什器もディスプレイも…とか考えることもいっぱい!ここで、私がマルシェ出店で準備したものをご紹介します。
知りたい方は、投げ銭してやってください!よろしくお願い申し上げます

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