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体調の悪さは写真表現にどう影響を与えるか

ここ数日、子供から貰った風邪で少しの倦怠感を持ちながら仕事に励んでいた。
普段なら土日はジムに行ってトレーニングするけど、今週土日は控えようと思うくらいに体調はイマイチ。
まず土曜はひたすら家でゆっくりすることにした。

家の外は、梅雨入りはいつなの?と思うくらいに良い天気で、部屋の中で過ごすのが勿体無いと感じる。
朝はゆっくり朝食をとり、子供と名も無き遊びに興じた。

昼食を食べたあたりで眠気を催して布団に潜り込みうつらうつらし始めたあたりで子供から手荒い邪魔を受け短い平穏な時間が終わる。
小さな子供を持つ親は体調を崩してはいけない。
彼女らはそれをゆっくり治す暇を与えてはくれないから。

日曜日の今日は、以前からの予定で近所のママ友と子供達が家に遊びにくることになっていたから僕は1日フリー。
元々の予報では雨で、体調が悪くなければ映画でも見に行こうかなと思っていたところ、土曜に引き続き良い天気ということで梅雨入り前のハイキングに行ってみるかと予定を変更しカメラや服の準備を整え就寝

起きてみると昨日ほどの調子の悪さはない感じがしたので、ハイキングを決行。
なぜハイキングか。少しくらいは体を動かした方が調子が上がりそうな気がしたのと、それが山の中ならさらに癒されそうだなと。
体調がイマイチな中ハイキングしたことが吉と出るか凶と出るか、明日にならないとわからない。
ただ、家に帰ってきてこれを書いている段階ではひたすら満足感しかない。

ハイキングしながら今日書くnoteの内容を考えているときに、ふと「体調が悪いと撮る写真にどんな影響があるのかな」という疑問が湧いてきて、それをタイトルにしてみた。

ハイキングに話を戻すと、
車を運転する分には特に体力を使うこともないからか、「ふつーに体調いいなー」とか思っていたけど、いざ山を登りだすとすぐに息切れ、想像以上に心拍が上がる気がして、なかなか歩くペースが上がらない。
普段よりもゆっくりゆっくり登る。

写真を撮るときって、息を止めて手ブレを防ぐと思うけど、ハイキング中も当然息を止めながら手ブレを防ぐ。これが山を登っているときにするもんだからかなり息苦しい。
そして今日はいつも以上に息苦しい、いやただ単に苦しい。
それでも写真1枚撮るごとにメンタル的な癒しが訪れるからフィジカルの苦しみを一時忘れ、シャッターを切る。

写真を撮る上で、体調が万全なときと、今日みたいにイマイチなときとで何か変わるのだろうか。

・息苦しいからピントが合っていない写真が撮れたとしても、もう撮り直さなくても良いかなと思う。
・いつもよりも視線が下に向きがちだから、いつもと違った風景が見える。
・息を整える時間が増えるから、そのタイミングで撮る写真が増える。
・あと一歩を踏み出すのが面倒に感じて、普段と違う距離感で撮る。

今回ここに載せている写真は体調の悪さがもたらすこんな影響の結果生まれたもの。言われたところでそれを感じれることはないし、自分で改めて見たところで判別はつかないだろう。事実として普段とは違った表現にならざるを得ない事情があった。

普通の感覚なら、体調が悪いと写真撮らずに療養に努めるから、そもそも表現の違いとか以前の問題だよね。

それでは。

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