贅沢な時間。
落ち込んだ時や気分が上がらない時、私はよく、引きこもる。
だらしなく思われるかもしれないが、そんな日は大抵部屋着のまま過ごし、それほど興味もないドラマや映画を流し見しながらお菓子を食べ、普段は読まないような電子マンガを脳死状態でめくっている。
要は何も考えずにダラダラと過ごしている。
そして、私はその時間だけが完全オフな自分である。
一般的に仕事の日はオン、プライベートはオフと言われているが、私にとってはプライベートもオンの時間だ。
それはプライベートであっても誰かと会ったり、話したり、連絡を取り合ったりするからである。
私のオフとは1人の時間であり、誰とも交わらない事だ。
プライベートや休日であっても誰かと関わった時点でそれはオフではなくなる。
とはいえ、私自身は人と関わる事自体は嫌いではなく、積極的に人と関わりに行くタイプだ。
新たな出会いの場に足を踏み入れる事にもそこまで抵抗は無いほうである。
だから本当のオフを求める頻度は少ない。
年に数回にしか訪れないオフだとしても、私はその生活に満足している。
世の中には1人の時間を確保する事すら難しい人もいる。
私は自分で時間をコントロールできるのだから贅沢だ。
これからも自分だけの贅沢時間を大切にしたい。
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