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偶然=必然?

論理的、現実的に生き、5年先、10年先の自分と周囲の人々の為に最善の選択をし続けて来たつもりである。罪悪感に苛まれることを防ぎたく、(私にとっての)魂を売る行為だけは最大限避け続けてきた。私生活でも、職場でも。

そして、こんな筈では全く無かったという現実に突き当たる事になった。乗り越えるより、全てを無にしたいと何度も思った。それでも信じた人、信じた事、信じた思いの中に光を見付け出したくて、起こった全ての事象について考え続けて来た。

多少無理をしてでも、今までと異なった方向へ意識を向ける事で何か分かる事があるかも知れないと、数ヶ月前にnoteを始めた。名前を捨て、歳を捨て、国を捨て、職業を捨て、関わりを捨て、アノニマスの立場から発信出来る喜びを心から感じた。そして、その捨てたいものに日々どれだけ囚われているかを思い知らされた。本当の私は誰なのか、どこに居るのかと思う時間が増えた。

今置かれている居る現実の中でそれを検証したいと思った。周囲の人々を最大限の形で守る事が出来ると考え、選び続けている職業と孤独の中で。今までの自分も意外と好きであり、それほど無理しているとは思った事は無かった。それなりに自然な形の私ではあるのだと思う。それでも、どうしても言えなかった事、隠し通したかった事、馬鹿げて良すぎて自分の中に留め続けていた事を、少しづつ外に出して行きたいと思った。いくつもの偶然が重なり、目の前に現れた人に助けを求めて。

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