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毎日がドラマチック

映画「ラストマイル」を観に行った。

前日に娘が予約しておいてくれたので、30分前に家を出たら余裕で間に合う予定だった。なのに道が混んでいた上に、曲がり角を間違えて映画館と反対側の駐車場に入ってしまった。それがちょうど始まる時間。ワオ!ダッシュしたけど、いきどまりだったり、目の前に映画館があるのに、入り口が10時にならないと開かなかったり、閉まりそうなエレベーターに「それ乗ります!」と大声で叫んで乗ったりして。
時計を見たらもう10分以上過ぎている。娘は「冒頭のシーンが見れないなんて悲しすぎる。今日は最悪の日や。」と半泣き状態。
半ば諦めつつ、とりあえずトイレに行ってから扉を開けたら、今、まさしく始まるところだった。「あ〜間に合った!」

ドキドキハラハラからそのままドキドキハラハラの映画に突入。時間と戦うギリギリ感が家を出た瞬間から映画が始まっていたようで心の中でガッツポーズをした。「やっぱり!人生はドラマチック」
映画の内容もギリギリの連続で、どの場面にも意味があり、メッセージがたっぷり盛り込まれていて、見応えがある映画だった。
(今から見る人がいるかと思うので、詳しく書けないけれど)

一人一人にドラマがあって、それぞれが「うんうん」と自分のことのように何度も泣きそうになった。「う〜ったまらん。」
推理したり、言葉の意味を考えたりするのがが好きな私としてはモリモリな感じ。
満島ひかりの頭がキレキレで瞬時に判断をしていく姿はやっぱりかっこいい。
仕事に翻弄して自分を後回しにしてしまうけど、愛が目的ならそれも人生だなって思ってしまう。頭と体を使って生きる。そのバランスが難しいのだけれど。

しかし、Customer-centricの時代は変わりつつある。コロナがきっかけでその移行がやりやすくなったような気がする。通っているスポーツクラブもお得なパターンはなくなって、ちゃんと加算していくシステムになった。
何が得とか、損とかを中心に考えるのはそもそも違う。
自分が何をしたいか何を食べたいか、何に心が動くのか、情報に振り回されず、自分の心に聞いて行動したい。そうやっていくと何が起こってもそれは自分の先にある出来事だからちゃんと向き合うべきことだと思う。

自分もあと、どれだけ働けるかわからないけれど、世の中に少しでも波紋を起こせられるよう、空に向かって投げかけたい。

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