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やる時にはやるぜっ

9月に入ってもまだ蒸し暑さが続いている。地面に吸収されそうになるくらい体が重い日もあるけれど、こういう日は泳いだらなんとかなる。低気圧より水圧の方が安定しているからだ。ちょっと前までは泳ぎながら夜ご飯のメニューを考えていたけれど、近頃はずっと家のこととお金の段取りを考えながら泳いでいる。支払い期日の前に少しでも増やそうかと、株を売ったり買ったりしている今日この頃。えいやっと売って、よし、これで扉を買おうって感じ。

先日地鎮祭をして、家づくりが本格的にスタートした。もう妄想と紙の上だけの話ではなくなった。
先日「鎮物」を土地の中央に埋め、生コンを入れてもらった。
そして今日私は入り口の扉とフローリング用の無垢の板をネットで買った。届くのはもうちょっと後だけれど、今から注文しておかないと品切れになってしまう可能性がある。そうなると工事が止まってしまうからだ。ほんまバンバンお金を使っている。
先日の誤送金の金額よりは少ない金額だけど、間違いがないようにしないとね。
そう考えるとあの経験は、勉強になったと思う。(返してくれた方ありがとうございます)

昨日、fangleの多恵ちゃんと某おしゃれなレストランにランチに行った。とってもおいしかったし、カウンター6席だけで、古い家屋をリノベーションした有名な設計士作のインテリアはとっても素敵だった。今までどこかへ行っても何気なく見ていただけのランプや扉が今更ながら気になる。
まさか、自分がこの歳で家づくりをするとは一年前まで考えていなかったし、普段はお店とプールと家とスーパーマーケットを行ったり来たりしているだけなので、たまにのこういう機会はとっても貴重。
と言いながらも、二人で夢中で話していたらどんどん時空を超えて、魔法のじゅうたんに乗って旅をしていたような感じだった。
そういう時に頭の中で描いた景色や思いは次の何かに影響していく。現実のものよりもくっきりとイメージが浮かんだりするから不思議。

家づくりも見たこともない風景からこっちの方に引っ張ってくるのだけれど、知識がないだけに、ネットで検索したり雑誌を見たりして、答え合わせのような作業が続く。こんな調子でなんとかなるんだろうか?
そもそもパン作りだってイメージから作り始めたし、お店だってそうだから、お手本があって作るようなことができない。既存のものを真似して作るのは意味がないとさえ思ってしまうやっかいな性分。

建てようとしている土地は、奈良の中でも、とても規制が厳しい地域だ。外観は落ち着いた色で、瓦屋根が必須だし、塀を作らないとダメだし、高さ制限もある。
色々と枠があって選択肢が限られてくるから、妥協を重ねなければならない。設計の方は無事に通ったのだけれど、問題は予算と内装だ。それと並行して今住んでいるところの片付けと断捨離を、これからお店も忙しくなるシーズンにやるってことだ。もちろん働かないと先立つものもないし、自分を総動員して頑張ろうと思う。やる時にはやらないとね! I do it when I do it.




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