見出し画像

やさしい雨

朝からどうなることやらのザーザー雨だったけれど、朝食を食べにきてくれる人や、本を読みふける人や、パートナーとゆっくりしている人やらで賑わった。半分以上は外国人の人たちだったし、日本人も初めての人が多かったのだけれど、違和感なくカフェとカフェを楽しむ人たちで一つの絵になってた。みんな当たり前のようにここに来たような感じ。
そうなるとザーザー雨がとっても明るい雨に感じて、♫雨のおかげでみーんなここで雨宿り♪って嬉しい気分。
朝、空を見て「今日はカフェが賑わいますように!」ってお願いしたのが届いたのだ。ありがたい。

そもそも私は計画的にお店を作ろうとして作ったのではない。
自分が作るパンやサンドイッチを美味しいって言ってくれる人がいるからたくさん作るようになり、人が集まるからカフェを作った。今カフェで使っている椅子やテーブルは我が家用に買ったものだし、パン売り場のカウンターは結婚する時に買ったワークベンチ。そういう場所に当たり前のように人が来るのはとても自然なことの延長だと思う。

計画的に考えて借金をしてお店を作って運営するというのがノーマルだろうけど、私には無理。自分が自分でいられるからこそ未来があるのに、未来のために今を考えるのがどうも難しい。うーん。

人が来なくなったら、無理はしない。即閉店。でも私の心がここにあるうちはきっと大丈夫。要は魂がそこにあるか?みたいなことなのかなー。あ、私の場合ね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?