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悩みは尽きないけど、酒飲んで忘れるか

久しぶりに外で鏡に映る自分の顔を見た。

いつのまにかすっかり大人になってしまっていた。大人というかハリがないというか。肌って顔の印象を左右するものなんだなって実感。

長かったマスク生活にもサヨナラ!とか言っても、この季節。花粉症との戦いを理由にもう何年もマスクを手放せない層も一定数いることもあるのかな、素顔をみせている人は本当に少ないけど。

まあ、話を戻して、そうなのだ。
これまで隠していた顔の大半がようやく外気にふれることができるのだ。で、眉と目以外はほぼ見えない状態では気にならなかった部分がいろいろと気になるようになり、化粧の仕方がわからん・・・ってなっているのだ。

ここ数年で、以前は色なんてつけなくてもそれなりだった唇がどうにもこうにも不健康に見えるようになった。でも、長らくここに色なんて乗せてこなかったから、何色が似合うのかも分からないのだ。あれ、何年か前にはつけていたよね、色。レッド系だったっけ、ピンク系だったっけ、オレンジ系だったっけ?久しぶりに化粧品売り場に行って、ああ、こんなにたくさんの色が世の中にはあるのだと再認識。
好き嫌いはあるけど、そもそもそれが自分に似合うのかが分からない問題発生。

これまで全然興味がなかった、ちゃんとアドバイザーさんがいる売り場に興味がでてきた。素通りしていた百貨店の化粧品売り場にも顔を出してみるべきなのか・・・。

大人になってもプロに頼むことのメリットを理解した気がする。

例えば、掃除。
そもそも家事が嫌いな私は、家をきれいにすることで快感は得られない。全く。最低限でいいやってなってしまうので、決してゴミ屋敷まではならないけど、掃除が得意・好きな人からみたら、なんでこんな中途半端でいいの?って思うレベルまでしかできない。
だけど、そうやって素人レベルの掃除しかしないと蓄積されていくモノがある。だから、年に一回はプロに頼む。家全体を頼むほどのお金はかけたくないから、苦手な水回りやエアコンだけだったりするけど、やっぱり全然違う。一年分の汚れを根こそぎ落としてくれるから次の掃除も楽になる。自分で年に数回しか使わない強い洗剤を買って頑張るより、プロに頼んだほうが時間もお金も結局は節約になっている気がする。そして、何より嫌いなことから逃げれるという精神的な幸せも得られる。

ごはんだってそうだ。
基本的に食べることが好きだけど、料理は好きではない。自分一人のためのおつまみはつくるし、基本的には毎晩、自炊はしているけど。だが圧倒的に外食が好きだ。別に高級料理店に行くのが好きなのではない。
ラーメン屋だって牛丼屋だって居酒屋だってなんでもいいけど、自分で作る労力をおもえば、外で食べるほうが圧倒的に楽だ。しかも、うまい。
まあ、時間とかお金とかいろんな事情で毎晩外でってわけにはいかないのだけど。

そういうわけで多少お金をかけてでもプロに頼ることのメリットを学んだ
今日このごろ、これまで興味のなかったメイクとか洋服とかに関してもプロに頼るのも悪くないのかなって思い始めている。
だって、もうわからない。

だけど、年を重ねて思うのは自分も頑固になってきているということ。仕事上の指示は聞けるが、プライベートでは自由で自分の意見を通しがち。洋服に関しては特に占める面積も大きいから、きっと人の言うことを聞かない自信がある。ピンクが似合うと言われても絶対、身につけない自信がある。パステルカラーも嫌い。だから、この季節、新しい服が買えない。どれもこれも春らしい色ばかりで、私が欲しいのはそれじゃない・・・ってなる。

うん、でもメイクなら素直に頼れると思うんだ。こだわりがないから。
あ、ひとつだけあるとしたら、二重信者にだけはメイクされたくない。目が大きい方がかわいい的な思想っていつから根付いたのか知らないけど、一重の美人だっているし、個人的には切れ長なほうの目が好きだ。
だから、きれいな二重=美人って言われると冷める。もちろん、二重できれいな人や美しい人はたくさんいる。かわいらしい二重の人もいる。だけど、無理に二重にさせようとする風潮が苦手。そもそもの素材うんぬんを無視して、ぱっちり二重にしあげようとする方向性でメイクする人だけは信じられないかもしれない。というか嫌いかもしれない。

これって、天邪鬼なのかな。
まあ、自分なりのこだわりがあるってことで。

無駄な自意識過剰は不要だけど、最高に自分が好きで、今のこの人生を楽しめる人間になりたい。

そんなもやもや、ぐるぐるを抱えた時はお酒を飲むのが一番だ。ぐうたらぐうたら、のんびりと。最高にだらっとした時間をお酒とともに過ごす休日って良い。

外が雨だと、ますます外出したくなる。
そんな堕落的な時間もいいよね、きっと。







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