自分の中の景色

私、キース・ジャレットがすごく好きなんです。
名盤と呼ばれる、ケルンでのコンサートを収めたアルバムがあるんですが。夜空が見えたり、花びらがひらひら舞ったり、たくさんの羽が空を飛んだりします。

☝︎これですね

自分自身と繋がれるようになってから、心の核の部分に、泉というか湖のような場所を認識するようになりました。

音や視覚で、「好き」だと感じるものは、その場所の景色と合っていて、心地の良い風が吹きます。

私の好きな絵、ジョン・エヴァレット・ミレイによる『霧にぬれたハリエニシダ』は、ちょうどその場所を映したように思えることがあります。


☝︎テートモダンに収蔵されているこちら、昨年は東京に来ていました


自分の好きなものを感じて、自分の内側を感じるのは、すごく気持ちの良いことだと知りました。

トラウマその他にブロックされていない心は、こんなに気持ちの良いものだと、最近まで知りませんでした。

幼少期からずっとこうやって感じてこられている人達が、なんだかうらやましくなってしまいます。

生きること、感じられること、これ自体がギフトだと、わかり始めているということなのかも知れません。

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