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「絵本日記」【ぼく】
作 谷川俊太郎
絵 合田里美
発行所 岩崎書店
衝撃を受けた絵本
「自死」がテーマの絵本
『ぼくは しんだ
じぶんで しんだ
ひとりで しんだ
こわくなかった
いたくなかった (本文より)』
何が理由なのかは一切書かれてない。
絵が吸い込まれるような透明感で、日々の日常を淡々と描いている。
それだけに、生きたくとも選択せざるを得なかった「ぼく」の心情が沁みる。
「ぼく」に何があったのだろう?
「ぼく」はどうしたかったのだろう?
考えることが大切なのかもしれない。
もしかしたら、「ぼく」は私たちの中にもいるかもしれない。
ステレオタイプなことを安易には言えない。
でも、誰かと手を繋げるっていいものだと思う。