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うちのねこのこと。

きよと、めめ


うちには全部で3匹の猫がいる。
今回はきよとめめという親子の元ノラについてのお話。

めめさんはわたしの自宅の物置で子供を6匹産んだ。
でも、育児放棄してしまった。
性格的には子供よりも自分の事をかわいがってほしいというようなオンナだ笑

育児放棄といってもある程度まではお乳を上げてくれていたおかげで5匹は無事に育って(1匹は残念ながらお空へ)そのうちの4匹は会社の同僚のおうちに引き取られていった。

最後の1匹は今のきよさん。
きよは兄弟の中でも一番体も小さかった。
でも、本当にごはんは良く食べていた。
ただ、保護したときにはねこ風邪で目がつぶれてしまっていて(しかも眼球の水分が排出されずに目が飛び出て大きなブドウが顔についているような状態)獣医に見せても薬でなんとかするレベルの話ではないとの事で、セカンドオピニオンで連れていった病院では体が大きくなってから摘出手術をしようと言われていた。
(セカンドオピニオンで行った病院は県内でも有数の大きな動物病院で人間の病院と大差ない設備)

セカンドオピニオンで連れていった病院で眼球の洗浄をしてもらい自宅に帰ってからおかしなことが起こり始めた。
痙攣をおこして、よだれをたらし、失禁や脱糞をしてしまった。
何が起こっているかわけがわからずに泣きながら病院で電話をした。
発作みたいなことがおこって、、と主治医に伝えると「様子をみてください。がんばって」。。。。いや~本当にびっくりしました。
発作にも驚いたし主治医からのコメントにも固まりました。

でも、その時の私は今よりもメンタルも弱く言い返すこともできず、目の前で起こっていることのすべてを脳で処理することで精いっぱい。
ただ、発作を起こしたきよを見守ることしかできなかった。。

その日からたびたび発作を起こすようになり(特に病院連れていくとき)自分でも調べてみるとてんかん発作ではないのか?
更に病院に行くストレスで発作が起きているとしか思えない状況。。
なので状況を病院に伝えて通院をなるべく減らしてもらった。
落ち着いた状況がつづいていたある日発作がもうどうにも止まらない状態になってしまった。

もう、飛び出している眼球を摘出する手術を一か八かで行うしかなく、病院に連れていったときのことは3年たった今でも鮮明に覚えている。
雨のなか、まだ小さなきよをかごにたくさんのふかふかのタオルをひいて運転もなるべく振動が伝わらないように細心の注意を払いなが病院へ向かった。
主治医ではなく麻酔担当の先生が出迎えをしてくれて、「大丈夫ですよ!」って言ってくれた瞬間張り詰めた緊張から泣いてしまった。
でも、私の中では絶対に手術が成功すると根拠もなくわかっていたのを覚えている。

それから今度の5月できよさんは3歳を迎えます。
まだ数か月に一度は発作も起きていますたが、お薬でかなり抑えられるようになりました!
ごはんも良く食べ、よく寝て、すばらしいうん〇もしてくれて毎日私は幸せです。
私はきよさんが来てくれてからとても強くなりました。
ねこ様第一主義のもと、何事もねこファーストで物事を考え、ねこの為に働いております笑

そんなうちの家族のお話でした~





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