五島列島で地域と自分を見つめる旅
今回は、POOLOのメンバーで訪れた福江島でのお話。
地域を見つめ、自分と向き合い、仲間と一緒に未来を考える旅でした。
福江島へのアクセスについて
長崎から向かう場合は
・ジェットフォイル(高速船):約1.5時間
・フェリー:約3時間
・飛行機:約30分 があります。
博多からは飛行機もありますが、私は深夜フェリー(約8時間)の「太古」に乗って向かいました。
船内はベッドや個室もあり過ごしやすく、朝起きて甲板に出てみると、朝靄の海原を進む景色に冒険心がくすぐられます(ワクワク大事!)ワンピース好きならよりお薦めです〇
島に着いたらフェリーターミナルから、徒歩10分のSERENDIP HOTEL GOTO (セレンディップホテル五島)へ向かいます。
コンセントもWiFiも整っていて作業に快適です、コーヒーとアイスを頂きました☕️
お昼はスタッフの方にお薦めいただいた
「寿し善」へ
穴子がふわっふわで、白だしの美味しさにみんなもとろけました、また食べに訪れたいです。
お腹も満たされた所でここからは
福江島の住民の生き方や暮らしを深掘ります。
ゲストハウスを運営するヒロセさん
関東から地域おこし協力隊として、地域に飛び込んだヒロセさんにお話を伺いました。
現在は「ねどころノラ」というゲストハウスを営んでいます。
五島に初めて訪れたのは大学時代のボランティア活動。その時の島の景色が忘れられず、卒業後やり残した思いもあり飛び込みました。
移住先の集落は、平均年齢60歳以上と高齢者が多く住民は100人以下。
まだ地域おこし協力隊という制度が島では知られていなかった時代
「よそから来た若い女がこの集落を救えるのか」
期待してくれる人も、地域活性に興味のない人も勿論いました。
1年目は信頼関係を築くため
住民一人一人に「この集落をどうしていきたいか」未来の話を伺いました
住民からは
「この集落を残したいが、よそ者は受け入れたくない」
「今いる人たちが健康でいられること」
「無くなったお祭りを復活させたい」
「子供や孫が遊びに来てほしい」と言った声が集まりました。
ヒロセさんはデザインの勉強をしていたこともあり、様々な要望に自分の強みを活かして応えていきました。
例えば、
「息子に地元野菜を送る際に、一筆箋がほしい」という要望。
実家の周りの風景写真を使う事を思いつきます。
撮った写真を貼り出し、デザインの投票をしてもらうと
「こんな風に素敵に切り取れるんだ」
「送った写真をきっかけに電話でも話ができた」
と視覚で地域の良さを見せることができました。
島を出ていった人には、心理的な距離があります。
向こうで家庭を築く人も多いため、心が向くような仕組みづくりをすること、未来に繋げるきっかけになればと考えたそうです。
移住してきた彼女にとって、新鮮で魅力に溢れた島の生活。
集落のある人に
「こんな所によう来たな」と言われ、もったいないと感じます。
そんな言葉を大人から浴びせられた子供たちは、何もない場所という植え付けをされ都会に出なければと考えるのが当然です。高校や大学を出てそのまま就職をする人がほとんどで、村で働くロールモデルはあまりいませんでした。
この地域の一番の活性化は、
自分がここで好きな仕事をして、島暮らしを楽しみ、その姿を見せること
また外から来た人に集落がどう魅力に映るのか、地元の人が気づけない価値を知ることで地元に対する見方が変わります。
「外から人が来る流れをつくりたい」とゲストハウスを立ち上げました。
今では若い人も増え、移住してきた人とお祭りを復活させようという取り組みもあるそうです。
自分の好きなことを、好きな地域で取り組むコツは
・衝動に従って動いてみること
・地域の人との関係づくり
・やりたいことを肩肘張らずに楽しみながら続けていくこと
やりたいことに真っ直ぐ、実行していって!と応援の気持ちも頂き嬉しかったです。
地域を見つめ、自分と向き合い、仲間と一緒に未来を考える。
旅先で日常から解放された自分と、一人一人に向き合い、様々な問いを投げかけてくれるメンバーと、心のうちを表現・言葉にする、ここなら思う存分夢を語れる。
そんな時間と、応援してくれる仲間ができたことがとても嬉しかったのです。
私たちと、五島で自分を見つめる旅をしませんか
最後に1つ宣伝があります
2022年10月8日(土)〜9日(日)の1泊2日
私たち5人と福江島を旅しませんか?
島の彩り豊かな自然の中で、本来の自分に向き合う。
島の活気あるかっこいい大人に出会い刺激を受ける。
仲間と過ごし対話やワークを通して、見えなかったモヤモヤや、未来の自分が見つかる、そんな冒険をお届けします。
興味のある方は飛び込んでください
みんなでお待ちしています!!
ご相談もお気軽にどうぞ🙆♀️
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?