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アメリカ・意識高い系ホームスクールのやり方

現代は情報戦。それは、ホームスクール業界でも同じだ。

ホームスクーラーは、公教育が合わない人達が集うので、宗教・知能・信条・経済状況が種々雑多すぎて、そのやり方も種々雑多になる。

🔳自然系シャーロット・メイソン
🔳アンスクーラー
🔳キリスト教系
🔳シーズン中はチケットが高くて避けるため、公教育行けないワールド・トラベラー
🔳知能高いギフテッド
🔳競技の練習に時間をさくバリバリ・アスリート(NCAA)

1つの方法で固まっている事は稀で、キリスト教のギフテッドとか、ワールドトラベラーのアンスクーラーとか、色々な志向が混ざり合っていたりする。

その中には共通点がある。

それは、

「情報を求めに行き、色々利用できるものの中から家庭・子供に合わせてカスタマイズする、行動力高し」

という事だ。

子供が小・中のうちは、

🔳マーケットでお店を開く
🔳劇やコーラス
🔳ロボット・コンペ
🔳ネーチャー・スタディ企画
🔳様々な教材の比較・評価

など、様々なことにチャレンジする。

高校生になり、大学入学申請の記録作りの時期になると、信用のある機関で授業を取ることが必要になってくるので、

🔳地元のコミュニティ・カレッジ
🔳アリゾナ州立大学
🔳ジョンホプキンズ大学の中・高向け授業
🔳スタンフォード・オンライン・ハイスクールの授業
🔳Massive Open Online Course -  EDX, Cousera 

などで、授業を受講する。

普通の高校生が、1つ、2つしか学校外の機関を利用していないのに比べ、ホームスクーラーは数個の教育機関を使い回している。自分のスケージュールや興味に合わせてカスタマイズするのだ。そして、そのようなホームスクーラーは、難関大学に合格する。

「様々な場所から自分の合う事を組み合わせていく」やり方が未来の教育方法だと、私は思っている。テクノロジーの発達で、1つの学校で全てを賄わなくても大丈夫になっている。子供が自由に取捨選択できることで、より実のある時間が過ごせる。教育を公立校に閉じ込めず、学校外の世界を巻き込むことで、硬直的な公教育に足りない物が取り込めるはずだ。


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