夜に

なんの音もしないなぁ

君の寝息以外は

なんの音もしないなぁ

あ。でも、いま外で猫が鳴いた

落ちた涙から花が咲けば

それでいいやって言い聞かせていたあの頃

寂しかったのかな

君に出逢うまでのこと

触れたところから

ほどけて、ほどけて、

君にもじんわり伝わればいいのに

いつも、ここでつまづく

なんの音もしないなぁ

君の寝息以外は

なんの音もしないなぁ

あ。でも、いま僕

「好きだよ」って言ったんだ